星海社新書は、知的好奇心を満たすだけでなく、次世代を担う若い世代が、自らの力で未来を切り開いていくための「武器」としても使える知のかたちを、シリーズとして本にまとめていきます。
非エンジニアのための、短期集中講義
本書は、「画像投稿掲示板を作ってみる」というシンプルな目標に向かって実際にプログラミングを実施して頂く行程を、具体的かつ丁寧に、ゼロから解説した一冊です。
・エンジニアと仕事をする機会の多いWebディレクター
・プログラミングに興味を持っている方
・転職/就職を機に、未経験からシステムエンジニアになることになった方
このような状況にある「非エンジニア」の方々にとって、最適なテキストとなっています。わかりやすく解説していますので、ぜひ一緒に「プログラミング」を始めてみましょう。
「みんながこれをやらないから、私に仕事が来る」
声優界に並び称される者のない唯一無二の存在、大塚明夫。その類い希なる演技力と個性ある声は、性別と世代を超えて愛され続けている。バトーへの共感、ライダーとの共鳴、黒ひげに思う血脈、そしてソリッド・スネークに込めた魂─誰よりも仕事を愛する男が、「声優だけはやめておけ」と発信し続けるのはなぜなのか? 「戦友」山寺宏一氏をはじめ、最前線で共闘する「一流」たちの流儀とは? 稀代の名声優がおくる、声優志望者と、全ての職業人に向けた仕事・人生・演技論であり、生存戦略指南書。これは大塚明夫ファンが読む本ではない。読んだ人が、大塚明夫ファンとなる一冊である。
※試し読みにて、一部ブラウザでレイアウトが崩れるページがございます。
本質を見極めれば「就活」はそこまで怖くない
学生は、就活への恐怖を肥大化させ過ぎている。インターンに行かなくても内定はとれるし、面接で話す内容は立派でなくてもいい。合否は能力ではなく、相性で決まる。第一志望に通らなくても、中途採用で入ればいい。面接官にもバカはいるし、人事は味方だ──。大切なのは、美辞麗句に隠れた「企業の本音」を知ることと、社会人と「普通に」話せるトレーニング(方法は本文にて紹介する)をしておくこと。そして、すぐバレるような「ウソをつかない」ことだ。これさえできれば、就活は怖くない。誰もが未経験(=童貞)であるがゆえ、不安まみれになる就活。キツイ数ヶ月になるが、本書を読んで気持ちを軽くし、乗り切ってもらいたい。
こちらも合わせてご覧ください!
【就活は『内定童貞』に学べ!その1】業界に片足を突っ込んだ学生のウザさ
【就活は『内定童貞』に学べ!その2】社会人との飲み会こそ、最高の面接トレーニングである!
6億人のユーザーを抱える独立国が、ネット上に出現した!
2014年末、中国政府はGoogleを完全に遮断し、ワールドワイドウェブから独立を果たしました。Twitterなどの西側サービスを拒絶し、国外サイトへのアクセスを制限された世界は不気味にも思えます。しかし、そこでは6億人が、パクリ的な国内サービスを使ってインターネットを楽しんでいます。では、このネット上の独立国はいかにして成立したのでしょうか? その過程を探ると、いくつもの興味深い事実が明らかになりました。ネット導入は政府主導だったこと、パクリでも国産サービスが選ばれること、しかし国内のIT企業は常に世界を目指していたこと……。
さあ、ネット上に国境線が引かれるまでの20年を、共に辿り直しましょう!
批判の的になった「AKB商法」こそが、新時代の鍵だった!
「AKB商法」という言葉があります。CDを複数枚買ってもらうことを前提としたこのリリース形式は、AKB48を筆頭にグループアイドルの躍進をもたらすと同時に、激しい批判にさらされてもいます。はたして、彼女たちの人気はまがい物で、アイドルなど取るにたらない存在なのでしょうか? 本書ではそのような批判を念頭に置きつつ’70年代から現在までのヒットチャートに基づき、日本のポップミュージックの歴史を振り返っていきます。そこから見えてきたのは、アイドルと「AKB商法」こそが音楽産業を救ったという意外な事実でした。そう、今や「僕たちとアイドル」こそが、新たな時代をもたらしているのです。
ディズニープリンセスがあなたに教える幸せの法則
あのディズニーが『白雪姫』を制作した1937年から現在に至るまで、一貫して使い続けてきた「夢見るプリンセスが幸せをつかむには?」という不変のテーマ。本書では未曾有のヒット作となった『アナと雪の女王』を中心に、移りゆく時代とともにプリンセスたちの「夢」や「幸せ」がどのように変化してきたかを読み解きます。誰もが知っている劇中歌や名台詞の分析を通じて、ディズニー映画の現在・過去・未来を見通し、作品に隠された「幸せの法則」を明らかにしてゆきます。それではさっそく、ディズニープリンセスにまつわる魅惑の歴史を紐解いてゆきましょう。
要約が、あなたの知にドライブをかける!
あなたは、先月読んだ本の内容を覚えていますか? 仕事の合間に読んで「ためになった!」と思ったネットの記事の内容を人に話すことができますか? 私はこれが、心底苦手でした。仕事柄、年間1000冊以上の本に目を通しますが、読んだそばから内容を忘れてしまい、頭に入れたはずの知識を活かすことができていなかったのです。しかし、ある時『認知科学』という学問分野に出会い、科学的なアプローチをもってこの課題の克服に成功します。キーワードは、要約(サマる)×クラウド。さあ、「使い捨ての知識」を頭に流しこむ日々に別れを告げ、「一生ものの知」をスマホに入れて持ち歩く、生産性の高い人生をスタートさせましょう!
古い知識はおさらば! 日本文化の最先端「日本酒」を味わおう!
今、世界一面白いお酒、それは間違いなく「日本酒」です。近年では、スペイン料理やフランス料理にあわせるための日本酒や、芳醇なワインを思わせる香り豊かな日本酒、ほんの少し温度を変えるだけでがらりとその味わいを変える日本酒……、お米だけで造られているとはとても考えられないほど様々な日本酒が登場しています。これらは、日本各地に存在する蔵元の伝統と創意工夫、そして最新の醸造技術の結晶です。今や日本酒は、世界から注目を集める面白いお酒に進化したといっても過言ではありません。「難易度が高いお酒」と思われがちな日本酒ですが、それはもはや昔の話。さぁ、今こそ日本酒の魅力を存分に味わいましょう!
落語は、面白くて、ためになる!
この本は、落語の面白さについて語ると同時に、落語がいかに「役に立つか」について解説した本です。落語修業を経て私の中に芽生えたのは、「サラリーマン時代に落語を知っていれば、もう少しましな仕事ができたのに……」という思いでした。話し方はプレゼンの参考になりますし、噺の内容から人間関係のコツを学ぶこともできます。しかも予備知識が不要で、三千円も出せば一流の芸がみれて、グローバル社会で必須となる日本文化の知識まで得られる。そして、なんといってもべらぼうに面白い! 手前味噌ですが、こんなにいい趣味って他にないと思いませんか? 落語には、あなたの仕事を進化させるヒントが詰まっています。
内在論理を知れば中国は怖くない──反中・嫌中の先へ
尖閣諸島への露骨な野心、反日デモにおける破壊行為、言論統制や少数民族の弾圧─。日本人の目から見た中国は、理不尽で横暴、人権も民主主義も認めない「悪い国」にほかなりません。しかし、中国を論じる視点を彼らが「バカ」で「悪」であることだけに求め、感情的な反中・嫌中に走るのは得策でしょうか? 中国には中国なりのそうならざるを得なかった事情もあるのではないか?本書ではそんな視点から、日中間に横たわる諸問題の背景にある文脈を丁寧に解きほぐしていきます。日本にとって中国は、二〇〇〇年近い交流と対峙の歴史を持つ隣国です。いま最も必要なのは、蔑視も理想論も捨ててリアルな中国と向き合う態度なのです。
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