星海社新書は、知的好奇心を満たすだけでなく、次世代を担う若い世代が、自らの力で未来を切り開いていくための「武器」としても使える知のかたちを、シリーズとして本にまとめていきます。
「サイバーさんはめんどくさい」
『.hack』シリーズで名を上げ、『NARUTO –ナルト–』・『ジョジョの奇妙な冒険』で「キャラゲー」=「クソゲー」の常識を覆し、その異常とも言える働きぶりも相まって、業界内外から注目を集める福岡のゲーム開発会社サイバーコネクトツー。関係企業に「サイバーさんはめんどくさい」とまで言われてしまう妥協なき開発姿勢の源泉はなんなのか。世界累計約1300万本を売り上げる『ナルティメット』シリーズに見出した「成功の方程式」とは? 希代の経営者でありゲームクリエイターである著者が明かす、「熱狂する」現場と、「熱狂させる」ゲームの作り方。「誰でもできるけど誰もやらないことをやる。それだけ」。
波瀾万丈の生涯を送った女傑、初の本格的伝記!
明治時代は、人々が新しい国作りに燃えた熱い時代でした。そんな時代をたくましく生き抜いた一人が、本書の主人公である広岡浅子です。浅子は、大坂の豪商・加島屋の経営を助け、銀行業・炭鉱業・生命保険業などに関わった実業家でした。また、女子教育の後援者として日本女子大学の設立に関わるなど、当時はよく知られた女傑でした。けれども、いつしかその存在は埋もれてしまっていました。本書は、歴史小説家が史料に基づき、浅子の真実の姿に迫った初の本格的伝記です。さらに、背景となる明治時代を分かりやすく記述し、八〇点を超える写真を収録しています。
さあ、明治時代にタイムスリップし、浅子の波瀾万丈の生涯をともに旅しましょう!
アジアは、安くて早くてためになる!
世界一周をはじめとした長期旅行ばかりがもてはやされる海外旅行に、土日+有給の超弾丸日程で行ってしまおうというのが、本書からの提案である。会社を辞めなくてもいい。大金を稼いでいなくてもいい。上司に有給を申請し、LCCで格安航空券を予約し、SIMフリーのスマホを持って、気楽に〝ちょっとそこまで〞出かけてみれば、驚くほど簡単に世界の広さを知り、国内では決して得られない莫大な経験値を獲得することができるのだ。目的の明確な旅は、最高の息抜きとなり、仕事力のトレーニングとなる。さあ重い腰をあげて、まずはアジアに行ってみよう。週末だけのバックパッカー、かなりおすすめです。
全国津々浦々、その数514氏! あなたの町にも国衆がいた!
“地元の殿様”といえば、江戸時代の大名を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、藩主たちの多くは江戸で生まれ育ち、参勤交代で国元は留守がち、おまけに領地替えもありました。一方、代々土地に根付き、戦国大名から自立した支配を行っていた戦国時代の国衆たちは、真の意味での“地元の殿様”と言える存在です。近世大名になった真田氏や井伊氏、天下に名乗りを上げた織田信長や徳川家康も元は国衆でした。ですから、戦国時代についてよりよく知るためにも、国衆の研究は欠かせません。本書では、最新の研究に基づき全国514氏を掲載しました。さあ、国衆たちから、戦国時代を見なおしてみましょう!
この世で一番萌える立体、フィギュアの世界へようこそ!
かつては専門店に行かなければ手に入らなかった美少女フィギュア。近年オタクカルチャーが市民権を得たことで、美少女フィギュアは誰でも気軽に楽しめるアイテムとなりました。マンガやパソコンのディスプレイにしか存在しなかった〈平面〉(2D)のキャラクターが萌える〈立体〉(3D)となり、直に触れ、思う存分に愛でることができる時代が到来したのです。しかし、フィギュアを作る原型師について語られる機会はほとんどありません。本書では、爆発的な拡大を遂げたフィギュア業界と、その大黒柱として活躍する原型師たちの泥臭く血と汗と涙にまみれた最前線をお伝えします。これを読めば、あなたのフィギュアがもっと愛おしくなる!
誰も知らなかった「自分」に直面する、わたしたち
遺伝子検査、ウェアラブル端末、ライフログ、IoT、AI……いま、わたしたちの生活に新しいテクノロジーが浸透しつつあります。人類史上、これほど膨大な「自分の情報」=「マイビッグデータ」を手に入れた人は誰もいませんでした。初めて触れるそれらのデータは、新たな発見をもたらし、人びとの生活を次の次元へと導きます。本書では、そんなマイビッグデータが生活者の意識や価値観にどんな変化をもたらすのか、わたしたちの生活に寄り添うかたちで一緒に思考していきます。生活者意識の変化を日夜研究している立場として、「できること(=技術)」発想ではなく、「やりたいこと(=生活者の欲求・価値観)」発想で未来予測を試みます。
一生使える「日本語の技術」を学ぼう
私は横浜市で国語塾を開いています。言いたいことがまとまらない。相手の話を聞いていてもよく整理できない。文章を読むのに時間がかかる。まして、書くのにはもっと時間がかかる。こんな悩みを持つ一〇〇人の小・中・高校生を相手に日々「言語技術」を教えています。話す力・聞く力・読む力・書く力を高めるために必要なのは、センスではなく、技術です。本書は、生徒と同じ悩みを持つ「大人」に向けて書きました。授業の現場からしか生まれないノウハウは、大人にも新鮮に感じられるはずです。歴史上、現代ほど「言語」の力が求められる時代もありません。一生使える「日本語の技術」を、私と一緒に学んでいきましょう。
誰が憲法を「解釈」するのか
気鋭の弁護士、川口創が中心となり「イラク派兵」問題をめぐって起こした「自衛隊のイラク派兵差止訴訟」裁判に対して、名古屋高等裁判所が言い渡した歴史的な「違憲」判決。田母神俊雄元航空幕僚長が「そんなの、関係ねえ」と逆ギレし、福田康夫元首相が「傍論でしょ?」と冷笑した、「平和的生存権」をめぐるこの画期的な判決文は、年を重ねるごとにその重みを増している。原告のひとり、大塚英志を聞き手とした判決文全文の徹底レクチャーから、この国の未来が今こそ見えてくる!
顔さえ変えれば、うまくいく?
あっけらかんとした「公言」に留まらず、手術前後をブログで「実況」するモデルまで出現し、ますますカジュアルになっていく「美容整形」。ある調査によれば、18歳~39歳の日本人女性の実に11%が、整形経験者であるという。スマホで手軽に写真撮影・アップロードができ、これまで以上に「見た目」で判断される機会の増えた現代社会。時に美しさは、幸せになるための必要条件であるかのように語られる。美しく生まれた女が幸福に近いのであれば、美しさを「手に入れた」女もまたそうであると言えるのか。現代社会だからこそ出現したこのいびつな問いに、社会学の俊英が挑む。あなたのモラルは、どこまで許す?
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経営学部出身のデザイナーが思考する、デザインの論理
「デザイン」は、「デザイナー」と呼ばれる人たちの専売特許ではありません。ロジカルシンキングやプレゼンテーションと同じ問題解決の「道具」であり、コツさえ学べば誰にでも使いこなすことのできるものなのです。本書では、書籍やアニメ、スマホアプリなどの身近な題材を元に、デザイナーの思考プロセスを分解。「デザインとは何か」を、一緒に考えていきます。著者の有馬トモユキは経営学部出身。デザインとビジネスを繫ぐのには、おあつらえ向きの人材です。さあ、「センス」や「絵心」のせいにするのはやめにして、共に「デザインの論理」について学びましょう。あなたの仕事をよいものにするヒントが、たくさん見つかりますよ。
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