90年代ポップ・ミュージックの「始祖」、ジャネットの「凄み」とは
90年代以降のポップ・ミュージックを革新し、シーンに影響を与えた最大の立役者とは誰か? それはジャネット・ジャクソンである。本書は、その成功の巨大さ、自然さゆえに、もはや誰もそれを「ジャネット的」と認識できないほどの彼女の音楽的革命を、歴史的事実に基づきながら丹念に解き明かす。さらにジャネットのライバル、マドンナ、ホイットニーなど希代の歌姫(ディーバ)たちの生き方も対比列伝的に描く。音楽家として一線で活躍を続けてきた著者が「洋楽著書シリーズ」の最終作と宣言する本作は、読み終えたすべての方々に新たなる音楽世界と生きるビジョンを贈ることを約束する。
西寺郷太
1973年東京生まれ。1996年からNONA REEVESのボーカリスト兼メインコンポーザーとして活動するほか、SMAP、V6、岡村靖幸、藤井隆、Negicco、A.B.C-Zなど他アーティストへの楽曲提供・プロデュースも行う。日本屈指の80年代音楽研究家として、マイケル・ジャクソン、プリンス、ジョージ・マイケルなどのオフィシャル・ライナーノーツを担当。著書に、『マイケル・ジャクソン』『噂のメロディ・メイカー』『ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い』『プリンス論』。
Copyright © Star Seas Company All Rights Reserved.