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ジセダイセレクションズ

雨降りの日に思い出すもの

小野美由紀
2013年05月21日 更新

火曜セレクター:小野美由紀

小野美由紀

情緒不安定な皆様こんにちは! 雨を理由に堂々と引きこもれる梅雨の季節の到来です。窓にしたたる雨粒を眺めながら終わった恋と現在進行形の上手く行かない恋を憂い、煩い自分に酔うのに最適なこの季節、鬱気分を高めてくれる粘度の高い詩歌集を集めました。SNSで自己陶酔すると笑われますが、布団の中なら自由ですよ!

小野美由紀さんのセレクション

某日 [文庫] 間武

某日 [文庫]

Twitterで人気の若き三行詩人、間武さん(@takeshihazama)。官能と狂気が入り混じる恋心を、美しい世界観で詠み上げます。彼の詩には雨がモチーフとしてよく登場しますが、それがまたエロい。ためらい匂う首すじを 甘噛みしあう ふたりを撲つ雨(「某日」より)…えっろ。ほか、既刊の詩集「日常を袋詰めにして、海に捨てた罪」「痴夢」 (共にコシーナ文庫)もおすすめ!

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みだれ髪―チョコレート語訳 (河出文庫) [文庫] 俵万智・与謝野晶子

みだれ髪―チョコレート語訳 (河出文庫) [文庫]

元祖情念濃い系女子! 与謝野晶子。「君死にたもうことなかれ」で有名な彼女ですが、それ以外は不倫相手・鉄幹への恋と恨みと憧れを詠んだものばかり。「春雨にゆふべの宮をまよひい出し小羊君をのろはしの我れ」(春雨の夕べに家を捨ててきたわれは子羊あなたを呪う)「こじらせ女子」がブームな昨今、人目を気にせず愛した男にどストレートにぶっこんでゆく晶子たんの歌は逆に響きます。俵万智現代語訳の本書なら、あなたの恋心を代弁する歌が、必ずあるはず。

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花粉航海 (ハルキ文庫) [文庫] 寺山修司

花粉航海 (ハルキ文庫) [文庫]

天才劇作家、寺山修司。青森の片田舎で過ごした高校時代には月に100句を読むほど句作に熱中していました。マザコンと性欲と父への劣等感がないまぜの句には、3日目のニキビのように爆発しそうな青春のイメージが詰まっています。「暗室より水の音する母の情事」「父を嗅ぐ書斎に犀を幻想し」「姉と書けばいろは狂いの髪地獄」「十五歳抱かれて花粉吹き散らす」……きっと、家族に悶々としつつ年上の女に救いを求めてたんだろーな。いつ読んでも、高校生に戻った気分になれる一冊。

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セレクター紹介

小野美由紀

小野美由紀

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小野美由紀(@MiUKi_None)ライターです。主にコミュニケーションや性愛、家族について取り扱うブログhttp://onomiyuki.com/ を書いています。個人活動として、3.11までの原発の歴史を絵本化する「原発絵本プロジェクト」http://live.teamepon.com/#id96を行なっています。

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