ようこそジセダイへ!混沌と変革に満ちたこの時代、あなたは、何と闘いますか?ジセダイとは?
いわゆる名言、好きです。でも“言葉それ自体”って、頭で覚えても心には刻まれないのよね。例えば「努力に勝る天才なし」とか言われてもなんかピッタリそのまんますぎて「そうなんだ、すごいね(AA略)!」で終わるの。そういう類の名言も引用しやすくて便利なんだけど、今回は、感情が言葉から揮発してにおいたつ「感じる名言」を選んでみました。
嘘が、攻撃性が、虚飾が、もろもろきたないものが、生きる人の内側と外側にぼとぼとべたべたくっついている。全く支離滅裂なのに何か描き出してる歌詞は、サビ最後「こおりのせか、ひーーー」の絶唱とともに、意味不明なまま刺さります。時代も文化も超える名曲。わたしの妻(フランス人)はこの歌が大好きで、いつも「ひーーー」だけ真似するのよ。
仏教がまだ文字ではなく、ただブッダの「俺はこう思ったんだけどね」が生きた言葉で伝えられていた頃の記録。いわば「ブッダが言ったことコレクション」です。ヒップホップ級のリリカルさで、「犀の角のようにただ独り歩め」が75回繰り返される「蛇の章」のやばいっぷりがやばい。人生の進み具合によって、意味が違って聞こえる言葉です。
ファンタジー文学の金字塔。本の中の世界・ファンタージエン国の人々は、例えばその体で花や果実を育て与える「アイゥオーラおばさま」など、肉体のあり方がその生きざまを表しています。きっとあなたにも、刺さるあり方がある。わたしの推しは「話しかけられたことへの返事を黙って真剣に考え、数日後とかに答えるので普通の会話が成立しない」キャラです。
セレクター紹介
牧村朝子
タレント、レズビアンライフサポーター。杉本彩事務所「オフィス彩」所属。 フランス人女性と同性婚(PACS)、現在パリ在住。KTV「千原芸能社」へ日本初のレズビアンタレントとしてのレギュラー出演を皮切りに、各種メディアで活動。将来の夢は「幸せそうな女の子カップルに"レズビアンって何?"って言われること」。
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