ようこそジセダイへ!混沌と変革に満ちたこの時代、あなたは、何と闘いますか?ジセダイとは?
3ヶ月に渡った連載もいよいよ今日でラスト。短い間でしたが、みなさんお付き合いありがとうございました。名言......喜怒哀楽それぞれに響く名言があると思いますが、今日は、いつどんな時でも大事にしたい、普遍的な名言を3つご紹介します。中二病全開で行きます!
「あの頃の僕より、今の方がずっと若いさ」(真心ブラザーズ「マイ・バック・ページ」より) ボブ・ディランの名曲「My back page」を真心ブラザーズが邦訳し、さらなる名曲へと昇華させてしまった(少なくとも日本人にとっては)のがこちらです。闘争的精神に支配されていた頃の自らを反芻し、「あの頃の僕より、今の方がずっと若いさ」と歌うディランの素直さたるや……。自身の変化を恐れない姿勢に、ありったけの称賛を。僕の座右の銘でもあります。
「人生はみじかくてやり直しの利かないものなのに 僕は何をしてた?」(グッバイマイラブ「くたばれ人生の先輩たち!」より) なかなかすごいタイトルの曲ですね。会社のカラオケとかで歌うのは憚られる感じです。しかし、この曲で歌われているのは老害への恨みつらみではありません。決断を拒み、周囲のゴキゲンばかりを伺い、言い訳ばかりしてきたこれまでの自分(=先輩)との決別。そして、明日への希望です。ボーカルの佐藤良成さんは、夫婦デュオ、「ハンバートハンバート」の片割れとしてもご活躍されています。くたばれ、昨日までの駄目な俺!
「意味のない場所に産まれたのさ 生き様で意味をつくる」(ロボピッチャー「透明ランナー」) リアル脱出ゲームがあたりまくっている加藤隆生さんですが、元は京都のロッカーでした。僕はそのロボピッチャーの大ファンで、中でも、この「ループ」という曲が大好きです。親がすごい人とか家柄がすごい人を見ると「やっぱり血筋ってあるのかな……」と思ってしまうんですが、特に意味のない場所に産まれた僕でも生き様次第で意味を作れるんだと思うと、グツグツとやる気が煮立ちます。才能なんて要りません。“すごい血筋”はあなたからはじまる!
セレクター紹介
今井雄紀
星海社編集者、ジセダイ編集長。滋賀県出身の27歳。就職を機に 上京し、新卒でリクルートに入社。営業→Webディレクターを経験した。「Webと紙の書籍、イベントを組み合わせた新しい出版事 業 をつくる」という志に共感し、2012年5月、星海社に合流。二つ名は、“リア充エディター”。
ジセダイは、20代以下の次世代に向けた、行動機会提案サイトです。