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HOME > ジセダイ編集部 > エディターズダイアリー > 【就活は『内定童貞』に学べ!その2】社会人との飲み会こそ、最高の面接トレーニングである!

エディターズダイアリー

【就活は『内定童貞』に学べ!その2】社会人との飲み会こそ、最高の面接トレーニングである!

今井雄紀
2015年03月11日 更新


昨日に続いて今日も、就活生に大好評の新刊『内定童貞』からピックアップ!

今日は、「面接のトレーニングを、楽しく/お財布に優しく、行う方法」について。
 

社会人と酒を飲み、生の情報を集める

 それよりもやるべきはOB訪問である。いや、OB訪問というか、社会人の知り合いと酒を飲むことの方が重要だ。そこで「仕事をする」ということがどんなことか、そして面接で何を言えば良いのかなどを聞く方がいい。
 社会人と会う利点については、あまりに生々しい仕事の世界の現実を知れるほか、よっぽどのケチではない限り、酒代は出してくれるため、タダメシ、タダ酒にありつけることにある。インターンに参加して他の無知な学生と「仕事ごっこ」的議論をする時間よりも、社会人と濃密な建前排除の腹を割った話し合いをする方がのちの面接対策になる。
 OB訪問を行う際、自分のことをアピールする必要はない。故に、スタンスとしては、
「先輩! 頼みますから無知な私に先輩の会社のことを教えてください! どうすれば面接が通るかも教えてください! あとは、私がどんな仕事が向いてるかについても、ついでに教えてください!」というもので良い。希望する会社なのであれば、とにかく面接に通るコツを教えてもらうとともに、そのOBと自分の相性を鑑かんがみて、その会社と自分の相性が良いかを判断する場だと考えれば良い。
 就活における面接の基本的な目的は「社会経験が自分よりも上の人とキチンと会話をし、興味をもってもらう」ということになる。普段から学生同士で「マジかよwwwwwww、バカ過ぎるwwww」みたいなやり取りをしていたり、先輩であっても、「山田先輩、あざーっす! マジ、ヤバイっスね!」程度の敬語しか使えない人間は、社会で必要な真っ当な敬語の使い方が分からない。OB訪問のアポの取り方でさえこんな感じになる。
 
「私はOB訪問をしたいのですが、榊原さんの空いてる時間はいつですか?」

 本来は「OB訪問をさせていただけませんでしょうか。榊原さんのご都合よろしい日程・時間をいくつか教えていただけませんでしょうか」と言うべきである。とかく学生の喋り方というのは自分本位で失礼なものも多いため、OB訪問をすれば、本番の面接前に敬語の喋り方だけでもなんとか先輩に鍛えてもらえる。これだけでもOB訪問をする意味はあるし、とにかく社会人との会話の経験数を増やしておくことは利点以外何もない。
 時々、美人な女子大生と会うと、驚くほど敬語・謙譲語がこなれており、物おじしない。一体なぜかと聞いたら「社会人との合コンが案外多くて慣れてしまいまして……」なんて言われる。男子学生はOLとの合コンなどそれほど経験しないことだろう。だからなのか、女子学生よりも、未熟に見えることが多い。面接本番に緊張せず臨むには、OB訪問だけでなく、合コンも含め、社会人と接点を持つべきだ。そのためにも、社会人の入るスポーツのサークルなんかに入っても良いかもしれない。「OB訪問」とはいったものの、別に自分の大学の先輩でなくとも構わないし、行きたい会社の社員に会うことが必須というわけでもない。そして、余裕があったら、エントリーシートなんかも持っていってしまって一読してもらい、ダメ出しをしてもらうべきだ。社会人は学生から頼られると親切にしてくれるものなので、その特権を活かさぬ手はない。

(中川淳一郎『内定童貞』より)
 

これはもう、本当に書いてもらってる通りだと思います。
「社会人との飲み会」これ以上の面接トレーニングはありません。

この訓練を繰り返すことで、

・社会人と話すことに馴れる
・社会人の価値観を知れる

という効果が得られます。
(さらにお腹もふくれる!)

学生時代のぼくはこれが出来ていなかったので、
面接に行っても……。

「(り、リクルート人だああああああ。何か前向きなこと言わなくちゃあああああ。
 あばばばばばばばばば)わ、私は起業を前提に御社に入りたいと思っております!!
(うそつけええええええええええ)」

みたいになっていました。 
もっと多くの社会人と飲んでいれば、
こんなひどいことにはならなかったでしょう。 

さらにこの方法がすばらしいのは、
『内定童貞』にも書かれていますが、

・社会人もただの人間で、「別にたいしたことない」ということがわかる 

という点です。

別に就職したからと言って、
すぐに立派になれるわけではありません。
というか、最近の就活生は必要以上にきちっとしているので、
社会人の方がよっぽどだらしないことすらあります。

自分の成人式の時を思い出してみてください。
誇らしい気持ちこそあれ、
「俺も立派な大人になったな……」とは、
とても思えなかったのではないでしょうか?
社会人も全く同じです。

『内定童貞』全体を通貫するメッセージでもありますが、
相手もあなたも「人間」で、みんな「気の合う」人と働きたいのです。
毎日会うようになるのだから当たり前。
その大原則を忘れず、肩の力を抜いて、面接に挑んでもらえればと思います。

さあさあ、社会人との会話に馴れて気負い無くしゃべれるようになったら、
次は、具体的に何を話せばいいのか考えていきましょう。
詳しくは、明日以降のブログで。
先取りしたい方は、お近くの書店で『内定童貞』をどうぞ。

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『内定童貞』
 

エディターズダイアリー

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