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HOME > ジセダイ編集部 > エディターズダイアリー > 【はじめての東京、どこに住む?】不動産のプロが教える、「攻め」の住まい選び プロローグ

エディターズダイアリー

【はじめての東京、どこに住む?】不動産のプロが教える、「攻め」の住まい選び プロローグ

今井雄紀
2014年02月27日 更新

3月に発売予定の新書『戦略的上京論』。全員上京経験者の星海社新書編集部が配る、新たな“武器としての教養”です。著者は、長谷川高(たかし)さん、投資家であり、不動産のプロフェッショナルでもあります。『戦略的上京論』には、住まいの選び方から、仲間の作り方、上京につきもののリスク等、東京を使い倒すためのエッセンスが詰まっています。刊行に先立ち、今まさに上京しようとしているあなたのために、内容の一部を先行公開させて頂くことにしました。いつかこのステキな街で、あなたと出会えることを祈って。(編集担当:今井雄紀)


【はじめての東京、どこに住む?】不動産のプロが教える、「攻め」の住まい選び

0.プロローグ

1.広さや新しさは二の次!「立地」を再優先に

2.住みたい駅から、「ひと駅ずらす」


はじめまして。長谷川です。

はじめまして! 長谷川高です。普段は投資家として、また、不動産会社の経営者として、仕事をしております。仕事柄、都内の土地事情については網羅しておりますし、実際に、悲喜こもごもの「上京」を目撃してきました。

そんな経験を活かし、このたび星海社新書から『戦略的上京論』という本を出版させて頂くことになりました。上記ご紹介文にもありますが、その新書の中から、今まさに上京せんとされているみなさんにいち早くお伝えしたい部分を、こうして「ジセダイ」上で公開させて頂いております。何卒、よろしくお願い致します。

 

東京へようこそ!

まずは何より、皆さんが東京での生活を選択されたことに「すばらしい選択ですね!」と、称賛の気持ちをお伝えしたいと思います。 

若いあなたの、あらゆる意味での「チャンス」を最大化する土壌が、この街にはあります。地方から知らない街に出て行くのには不安もあると思いますが、所詮は同じ国です。言葉も通じますし、帰ろうと思えばいつでも帰れます。どうせなら、この街でできることをやり倒そうじゃありませんか。

『戦略的上京論』では、春から東京に来る(あるいは既に来ている)新入生・新社会人のみなさんに向けて「東京を使い倒す方法」をご提案します。表現を換えるならば、精神的、経済的な不安を持たずに生きて行く為のヒントや、実践的手法を具体的に著しました。


大人ってなんだろう? 

あなたは今何歳ですか? 18歳ですか? それとも22歳ぐらいでしょうか? どちらにしても、もう「大人」と呼んで差し支えない年齢であることは確かですね。

「大人」とは、なんでしょうか?

「大人」とは、「自らの人生の決定者である」ということです。

高校・大学受験等、これまでの人生の選択には、少なからずご家族が決めた部分がありました。しかしこれからは違います。自分の「知恵」と「行動」で突き進んでいかなければなりません。親元を離れて上京されたのであれば尚更です。良くも悪くも「自己責任」でやっていくほかありません。これは避けられない事実なのです。

少し驚かせてしまったでしょうか? であればご安心ください。その最初の「選択」において、「上京」を選ばれたことは本当にすばらしいことだからです。東京には「希望」と「チャンス」がそこかしこに存在しています。より正確に表現するならば、「希望をもった人」と「チャンスをもたらしてくれる人」があちこちにいるのです。


それぞれの甲子園を目指す街、東京

もしもです。あなたが、仮に高校野球において甲子園を目指している野球選手だとしましょう。

日々熱心な練習をしていても周りのチームメイトが「地方大会に出るだけでいいじゃなか」と思っていましたら、このチームは果たして甲子園に行けるでしょうか? そのチームは強くなるでしょうか? 何より皆さん自身に野球のレベルは上昇していくでしょうか?

皆さんが、甲子園に出る為に、又は将来野球を職業として生きていこうと決めているならば、どうすべきでしょうか? 同じ志や高いレベルをもつ仲間と野球をすべきではないでしょうか?

東京には真剣に「それぞれの甲子園」を目指している人がいます。

目指すどころか、既に「甲子園」を経験した人が、山手線で、あるいはなんてことない居酒屋で、あなたの隣りに座っていたりするのです。さらには、常に素材探しに目を光らせる、プロの「コーチ」や「監督」、「マネージャー」や「スカウトマン」がいるのです。地方とは、ここが明らかに異なります。

東京で暮らすと決めた時点で、あなたはあなたの可能性を大きく拡げたのです。

 

「よくわかんないし、大学(会社)の近くの安いとこでいいや」と思っていませんか?

『戦略的上京論』では、大切なことの一つとして「周囲とは異なる発想・行動」を取ることをお勧めしています。このことは、(私の専門分野である)「投資」や「ビジネス」の原則でもあります。同級生や同期から一歩抜き出るためには、みんなと同じ行動をしていてはいけません。自ら行き先を定め、戦略的に、この広い関東平野を進んでいかなければならないのです。

「戦略的上京論」において、最初のポイントとなるもの、それは「住まい」です。

これから物件を選ぶあなた、「土地勘ないからよくわかんないし、大学(会社)の近くの安いとこでいいや」なんて思っていませんか? 

もしそんな風に思っていたら、それは大きな間違いです。

具体的に何が間違っているのか。

それは、来週以降の連載で明らかにしていければと思います。

 

【はじめての東京、どこに住む?】不動産のプロが教える、「攻め」の住まい選び

0.プロローグ

1.広さや新しさは二の次!「立地」を再優先に

2.住みたい駅から、「ひと駅ずらす」

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