星海社新書は、知的好奇心を満たすだけでなく、次世代を担う若い世代が、自らの力で未来を切り開いていくための「武器」としても使える知のかたちを、シリーズとして本にまとめていきます。
〝中東きっての有名日本人〟の稀有な実体験から知る、私たちの知らない中東世界
豪奢な石油王、ラクダと共に生きる砂漠世界、はたまた暗殺者が横行する危険地帯――これらステレオタイプともいうべき「中東」「アラブ」のイメージは、残念ながら日本において現実の中東世界への誤解や偏見の根源となっています。本書は、中東に住む人々や文化への敬意と理解によってはからずも〝中東きっての有名日本人〟となった著者が、サウジアラビアの王族や中東有数の財閥子息たちとのお付き合いを通じて身を以て体験した耳を疑うような数多の実話と共に、私たち日本人が知らない魅力の溢れる中東世界へと誘います。著者所蔵の貴重で豊富な現地写真と共に、いざ等身大(?)の中東世界へ!
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オレのボスであるサウジアラビアの王子が、あなたに会いたいと言っている。会ってくれないか?(サウジアラビアの王子の部下でありラッパー)
来週、サウジアラビアのリヤドで開催される会社の総会でプレゼンをして欲しい(サウジアラビアの財閥総帥)
うちの会社が主催するイベントがクウェートであるから今すぐ遊びに来てよ(中東最大のプロテイン会社創始者4男)
せっかく武術や日本刀が使えるのなら、パレスチナ人難民キャンプにある学校の生徒たちと一緒に遊んであげて欲しい(パレスチナ駐在のUNRWA国連職員)
※ぜんぶ、実話です
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美化していい死など、ない──すべての痛みに寄り添うジーン・シモンズの言葉
薬物依存や精神疾患により成功の頂点で夭逝した天才たちに共通する奇妙な事実、享年「27」──「27クラブ」と括られたこの痛ましい偶然に人々は心を奪われ、果てはその死を美化するまでに至った。本書は、いまなおシーンの最前線に君臨するロックバンドKISSのフロントマン、ジーン・シモンズが、「27クラブ」のメンバーであるジミ・ヘンドリックス、カート・コベイン、エイミー・ワインハウス、バスキアなど総勢13名の天才たちが自己破壊に至ってしまった過程を丹念に辿る。そして彼らが抱えていた孤独や痛みに真摯に向き合い、後世に遺した偉大な功績に新たな光を当てる。シモンズは本書を通じて、困難に直面しているすべての現代人に、「生きろ」と語りかける。
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なぜ、僕は生きているのだろうか?
ジーンが記してくれたスターたちの若すぎる死の神話から
僕が生きる意味を、もう一度問い直したい──。
YOSHIKI
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Jダンス・ムーブメントの歴史とその成功の秘密とは?
令和の今、「Jダンス」=日本のダンス・シーンはかつて存在したダンスの概念を打ち壊し、より広いミュージック・シーンである「Jポップ」の世界を席巻している。小中学校でのダンスの必修化によるキッズダンサーたちの盛り上がりも空前の活況を見せる中、ブレイクダンスが五輪種目となったことでJダンスは未来へ向けてさらに加速することが予測される。なぜここまでJダンス・ムーブメントは成功したのだろうか? 本書は〝日本10大ダンサー〟の軌跡からこの「Jダンス」の過去・現在・未来を浮かび上がらせる!
ジャンルを超えたストーリーの成功法則とAI時代のコンテンツの展望を徹底解説
大ヒット作品のストーリーには共通する法則がある。それを体系化したのが「三幕構成」「15のビート」「感情曲線」だ。本書ではまず『アイアンマン』『君の名は。』といったヒット映画に照らしてそれらの成功法則を徹底解説するとともに、ゲームなど他ジャンルに応用するノウハウを論じる。また、ストーリー術をより実践的に深化させる方法論として、ストーリーをチームで制作するメソッド「リライティング」も解説する。その上で、現在だけでなく未来のストーリーテリングのあり方を、最前線のストーリー制作の実験から論じる。ストーリーの成功法則をAIが学び、最適な物語を紡ぎ出すのが来たるべきAI時代のストーリーである。
菅政権の功と罪、その先の未来を徹底分析!
菅義偉氏の東大話法=官僚的な答弁と、やってる感政治=形だけの改革志向はどこから来て、日本をどこへ導くのか? これは菅内閣の総辞職で終わる属人的な問題ではない。なぜなら彼のような政治家が生まれる歴史的・政治的な必然性が日本にあるからだ。
2020年9月に誕生した菅政権は、平成政治史の総決算というべき特質を持っている。それが「東大話法とやってる感政治」だ。小泉改革から続いてきた「何かを改革しなければいけない」という強迫観念と、国民に直接語りかけるパフォーマンス性。その当初の目的意識を見失い、形だけを受け継いだのが菅政権である。
日本を左右するその本質と課題を気鋭の官僚出身論客が徹底分析。
爆音! 轟音! 獄音! 人類が持つすべての感情を奔流させる音楽......それが、メタル!!
音楽ジャンル〝メタル〟生誕から約50年! メタルは多種多様な音楽ジャンルと融合し、「進化」と「深化」を遂げてきた。サブスクリプションの出現により、人類史上もっとも自在に音楽を聴くことができる現代で、今こそ聴くべき音楽――それこそが〝メタル〟! 本書は〝メタルの始祖〟であるBLACK SABBATHから、メタルに一大革命を巻き起こした〝メタル・ダンス・ユニット〟BABYMETALに至るまで、「メタルの基本」をテーマにメタルの縦軸(歴史)と横軸(枝葉)から吟味に吟味を重ねた100枚を厳選し、超豪華13名のライター陣による切れ味鋭いレビューを収録。本書でメタルを学んでほしいのではない――立ち上がる音像の波に、ただただ頭を振れ! そして溺れろ!!
<豪華レビュー執筆陣!>
伊藤政則、増田勇一、荒金良介、奥村裕司、川嶋未来(SIGH)、後藤寛子、鈴木喜之、高橋祐希、武田砂鉄、行川和彦、西廣智一、長谷川幸信、山﨑智之
令和の最重要課題「認知症とお金の問題」
気鋭の元内閣府官僚にして現役医師が詳しく解説!
打開策は新しい学問分野「金融老年学」にあり!
成年後見、遺言、企業の不祥事対策...すべて解説します
日本国民の215兆円が危ない!
令和日本最大の問題「認知症と財産」を打開する方法とは⁉
600万人以上の認知症患者を抱え、20人に1人が認知症の超高齢社会・日本。認知症患者の資産は既に143兆円にのぼり、2030年には国家予算の倍を超える215兆円に到達するともいわれますが、その一大資産は、認知症の判断力低下を狙った詐欺や悪質商法の格好の標的です。それ以外にも成年後見制度や遺言をめぐる家族内トラブル、企業の不祥事対策など様々な点で「認知症とお金の問題」が注目されています。認知症は完全な予防ができず誰もが当事者になりえます。この本ではあなた自身や家族の財産を守るために、認知症の進行前からできることを解説します。
どんなに忙しくても、100日あれば結婚できる!
「いつかは結婚したい」と言いながら、忙しさのせいにして何もしないまま月日が流れていませんか? 本書では、出逢いから交際に至る率90%以上の現役仲人が、忙しい毎日でも運命の人に出逢い、最短で結婚するためのノウハウを紹介します! 必要なのは、容姿でも条件でも、じっくり恋愛する時間でもありません。絶対に諦めない心と情熱を注ぎ込んだ「100日」という期限です。
野村克也が死の直前に吐露した男の弱さとは、老いとは──
プロ野球テスト生として南海ホークスへ入団以来、選手として、そして監督として輝かしい頂点を極めた不世出の男、野村克也。しかし最愛の妻を失い、生きることへの意志を喪った彼は、やるせない孤独に包まれた「弱い男」だった。本書は、貧困を極めた自らの幼少時代や妻・沙知代との、そして息子・克則との赤裸々な回顧であり、死の直前に自らの「弱さ」と真正面から向き合った、いわば「最後のぼやき」である。「弱さ」を抱え続けてきた人間だからこその「強さ」がにじみ出る野村克也のラストメッセージを、老いや死と向き合うすべての方々へ届けたい。
高校生たちのダンススタジアムへの軌跡を辿り、未来のチーム像に迫る
部員数が日本全国で4万人を突破し、いまやひとつの文化として根付きつつある高校ダンス部。その過熱ぶりは、3年にわたり部活動を追い続けてきたNHK BS-1のドキュメンタリー番組「勝敗を越えた夏」への反響の大きさが物語っている。本書は、大人たちでさえ翻弄され続けた予期せぬ疫病禍において、高校生たちがどのように行動し、「部活」という組織(チーム)の潜在能力をいかに引き出していったのか、その軌跡を丹念に辿るもの。さらに担当ディレクターが累計200時間に及ぶ高校生への密着取材の先に捉えた「日本の未来のチーム像」を、みなさんとともに考えたい。
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