永田町の最前線から振り返る、「シン・表現規制」の事件の数々
「表現の自由」を掲げ、参議院選挙で54万票を獲得した自民党議員・山田太郎が、表現規制の最前線を語り尽くす! 行きすぎたジェンダー論、スクショ違法化、漫画村、香川ゲーム規制条例......、令和の「表現の自由」は、自ら打って出なければ守れない。本書は、マンガ・アニメ・ゲームが当たり前にある私たちの生活を守るため、山田太郎が永田町のなかでどのように闘ってきたのかを明らかにするものである。マンガ家・赤松健による描き下ろしマンガ、さらに同氏との特別対談も収録。
第1章 日本国民のネット生活を脅かす静止画DL違法化問題
第2章 世界規模で広がり続ける海賊版との闘い
第3章 ゲーム規制問題の背景はいかに
第4章 外圧と問われる政府の基本政策
第5章 複雑化する著作権法と表現の自由
第6章 ネット上の誹謗中傷対策と匿名表現の自由
第7章 コロナ禍と同人誌即売会のかつてない危機
第8章 国力に直結するフリーランス待遇問題
第9章 失われゆくIPを守れ コンテンツアーカイブの課題
第10章 国際化する表現の自由の問題
第11章 私たちを内側から蝕む自主規制問題
山田太郎 参議院議員
1967年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒、早稲田大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。米国外資系企業副社長などを務めた後、製造業向コンサルティング企業を創業、3年半で東証マザーズに上場させる。東京工業大学特任教授、早稲田大学客員准教授、東京大学工学部非常勤講師などを歴任。現在は、自由民主党所属の参議院議員、デジタル大臣政務官兼内閣府大臣政務官、表現の自由を守る会会長、エンターテイメント表現の自由の会名誉顧問を務める。政治家としては、表現の自由、デジタル政策、こども政策、障がい者政策、知財政策など幅広く取り組む。とりわけマンガ・アニメ・ゲームを中心とした表現の自由を守るために尽力し、度重なる危機を食い止めてきた。
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