新刊140文字レビュー
最近出版された新書の新刊を、編集者・書店員など「自称」論客が批評します。気になるあの新書は面白いのか？ いま読むべき新書は何か？ この140字で「日本のいま」が見えてくるはずです。
2011年11月14日 更新
無一文から起ち上がり、ベトナムでカジノオーナーになった男が、日本人の弱点「ＮＡＴＯ」をあばく。また逆境から起ち上がり、自信を持って生きる方法を説く。本書を読んでノーアクション・トーキングオンリーから脱却しましょう！#jisedai
| タイトル | ＮＡＴＯと言われる日本人 |
|---|---|
| 著者 | 浅野哲 |
| 出版社 | Forest 2545 Shinsyo |
| 発売日 | 2011年11月14日 |
| 定価 | 945円 |
2011年11月11日 更新
文章術の本は数多くあるがが、文章「学」にまで体系づけられた本にはお目にかかったことがない。どの本も各論では正しいことが書かれているが、読み終えて文章が書けるようになった試しがない。この本も。#jisedai
| タイトル | 書くことが思いつかない人のための文章教室 |
|---|---|
| 著者 | 近藤勝重 |
| 出版社 | 幻冬舎新書 |
| 発売日 | 2011年11月11日 |
| 定価 | 819円 |
2011年11月10日 更新
「エッ、なに？」「デ、それで？」「ヘーッ、なるほど」「サテ、どうしよう？」「ヨシ、決めた！」こう思わせたら、その商品は売れたも当然。じゃあ、どうやったら、お客様にそう思ってもらえるのか？その具体例がもっと欲しかったなぁ。#jisedai
| タイトル | 売れないモノを売る技術 |
|---|---|
| 著者 | 河瀬和幸 |
| 出版社 | ベスト新書 |
| 発売日 | 2011年11月10日 |
| 定価 | 800円 |
2011年11月09日 更新
経済と環境保護を両立させることは可能なのか？ という命題に答えている哲学者がかつていた。それがラスキンという人物だ。とても興味深い内容だが、何しろ難しくて読みにくい。まだ最後まで読めていないのでちょっと頑張ってみます。#jisedai
| タイトル | 経済学の哲学 |
|---|---|
| 著者 | 伊藤邦武 |
| 出版社 | 中公新書 |
| 発売日 | 2011年11月09日 |
| 定価 | 882円 |
2011年11月08日 更新
どのジャンルでもそうだろうけど、無知や勘違いによって一流が世間に評価されなくなると、早晩そのジャンル自体衰退していくだろうと思う。グルメに限らず、僕達はもっと賢い受け手にならなくてはいけないと、これは自戒を込めて #jisedai
| タイトル | グルメの真実 辛口評論家の?取材ノート |
|---|---|
| 著者 | 友里征耶 |
| 出版社 | 宝島舎新書 |
| 発売日 | 2011年11月08日 |
| 定価 | 680円 |
2011年11月07日 更新
７月２７日、衆議院厚生労働委員会でのスピーチは日本中を戦慄させた。ユーチューブ再生実に百万回以上。そのスピーチをしたのが児玉龍彦である。本書ではそのスピーチの全文を掲載。また被爆についてのより深い真実が明かされている。#jisedai
| タイトル | 内部被爆の真実 |
|---|---|
| 著者 | 児玉龍彦 |
| 出版社 | 幻冬舎新書 |
| 発売日 | 2011年11月07日 |
| 定価 | 756円 |
2011年11月04日 更新
この本、耳が痛すぎる。夢や成長を望みすぎると無限の努力を求められ、まじめにそれをこなすと必ず破綻する。日本に今必要なのは、ある程度の不真面目さだ！ みんながスーパーマンにはなれないのだから。#jisedai
| タイトル | まじめの罠 |
|---|---|
| 著者 | 勝間和代 |
| 出版社 | 光文社新書 |
| 発売日 | 2011年11月04日 |
| 定価 | 777円 |
2011年11月03日 更新
お金で幸福は買えないとよくいうけれど、ある程度はお金がなければ幸せにはなれない。この現実から目を逸らしてはいけないと思う。じゃあそのお金をどうやって稼ぐかって？ 自分で稼ぐだけじゃなくて、お金に稼いでもらえばいいんだって。#jisedai
| タイトル | 高校生にもわかる「お金」の話 |
|---|---|
| 著者 | 内藤忍 |
| 出版社 | ちくま新書 |
| 発売日 | 2011年11月03日 |
| 定価 | 777円 |
2011年11月02日 更新
「上から目線」に着目するとは！ヤラレタ感を抱いた一冊。たしかに言いますよね。「上から目線」って。あと最近気になるのは「誰得」という言葉。誰が得するんだ、という意味らしいですが……。言葉は時代を映しますね。#jisedai
| タイトル | 上から目線の構造 |
|---|---|
| 著者 | 榎本博明 |
| 出版社 | 日経プレミアシリーズ |
| 発売日 | 2011年11月02日 |
| 定価 | 893円 |
2011年11月01日 更新
万能細胞と呼ばれるiPS細胞だが、どうして世界的な大発見だったのか？ES細胞と違いや、時計の針を戻すと言われる理由も、この本を読めばわかる。更にはこの発見を日本の財産としてどう活かすのかも読みながら一緒に考えたい。#jisedai
| タイトル | iPS細胞 |
|---|---|
| 著者 | 八代 嘉美 |
| 出版社 | 平凡社新書 |
| 発売日 | 2011年11月01日 |
| 定価 | 693円 |
あわせて読みたい
ジセダイジェネレーションズ U-25 最新エントリー
ザ・ジセダイ教官 知は最高学府にある 最新エントリー
