最近出版された新書の新刊を、編集者・書店員など「自称」論客が批評します。気になるあの新書は面白いのか? いま読むべき新書は何か? この140字で「日本のいま」が見えてくるはずです。
現代は情報のみが肥大化しあたかも知識や情報が心を司っているように思われるが筆者はそれに反旗を翻す。体があってこその心だ、というのだ。動くことで心も生まれる。そう思うだけでも今日からの人生が変わってきそうだ。#jisedai
「とりあえずホテルに」と彼女は言った。そうカバーコピーにあったので思わず手に取る。そして、はまる。「突然、結婚したくなった」わかる。「誰かと生きていきたい」大いにわかる。必死さの中で生じるチクハグさが実にリアルで面白い。#jisedai
心理学とは何かを探求したもの。「しぐさを見れば何を考えているかわかる」といったような俗っぽい心理学と、学問としての心理学はどう違うかを例を出しながら解説されている。#jisedai
僕は子供の頃からゲームをほとんどしなかった。ドラクエもゼルダもやったことがない。そんな僕でも凄く面白く読めた。それは本書が、思い出語りに終始しがちなゲームの話を、ゲームの文脈における発想の進化の道のりとして描くからである。#jisedai
婚活なんてかっこ悪い!そう思っている人でも、モデルやCAから関係を求められるといったらどうする?実際にこの本の著者は求められている。決して著者はスペックが高いわけではない。普通なら無理ゲー。それでも可能になるのが婚活。#jisedai
小1のときに「マリオ」と出会って以来、僕の人生はゲームの進化と共にあった。小6でスーファミ、高1でプレステ、大学3年でプレステ2......。ゲーム史を「読む」ことは、僕らの世代について「語る」ことと同義なのだ。70年代生まれ必読本。#jisedai
実に残念な上司が次から次へと出てきて、ある意味怖い。別に上司ではないが、自分もそうなっていないかとっても怖い。上司になるとバカになる、というより、むしろ、上司になったからと言って、急に人間が成長するものではないのだろう。#jisedai
僕は世界史を一度も習ったことがない。コンプレックスだった。マケドニアとマカデミアの区別すらつかない。そんな僕が世界史の本を作る。焦って世界史の本を読みまくった。ローマはこれで足りる。今とのつながりもよく分かる。ありがとう、本。#jisedai
本を読むのは昔から好きだったけど、国語の授業ほど嫌いなものはなかった。国語の試験で、『不正解』が存在することが未だに納得できないのだ!もし僕が橋本武の国語の授業を受けていたらどうだったろう。その想像は僕をワクワクさせる。#jisedai
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