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イベント

「星海社新書大反省会2014」イベントレポート! これが星海社の実態だ!

2015年01月13日 更新
「星海社新書大反省会2014」イベントレポート! これが星海社の実態だ!

広報の築地(@seikaisha_kt)です。

2014年12月25日。世の中は、どこもかしこもクリスマス。

どこまでもストイックな星海社メンバーは、全員一致でこの日にイベントをやることに決めました。

題して、「星海社新書大反省会2014」! 場所は星海社メンバー全員が大好きなこの場所、神楽坂にオープンしたかもめブックスここがどれだけ素敵なところなのかは、こちらからどうぞ。


さて、まずはこのイベントの告知文を見てみましょう。


『江戸しぐさの正体』、『キャバ嬢の社会学』、『アニメを仕事に!』、『一〇年代文化論』、『夢、死ね!』……。2014年、多数の話題作を世に送り出した星海社新書編集部が、かもめブックスにやってくる! 編集長による、「星海社新書一冊一答」や、現役編集者による「三つの大反省2014」、反省を踏まえた「星海社新書のつくり方 for 2015」などなど、ここでしか出来ない、社内でのやりとりそのままな、拡散厳禁のトークを繰り広げます。星海社は、外だけじゃなく、中にも厳しい!


僕たちとしても、この内容でどれくらいのお客さんが来てくれるのだろうか、なんて考えていました。ここまでの内容を、リアルな場でメンバーが実際に話をすることが初めての試みですし、不安と楽しみの半々で当日を迎えました。そして、フタを明けたら、なんとこんなにたくさんの方々がお越しくださいました! クリスマスなのに!


満員御礼、会場の様子

 

いやいや本当に感謝、感激です。

メンバーも予想外の満員御礼のなか、イベントがスタートしました。


進行予定、ほぼ無視!? 社内での会話そのままの雰囲気でスタート!

この日、登壇したのは太田克史(COO)、平林緑萌(エディター)、今井雄紀(アシスタントエディター)の3名。星海社新書の中心メンバーです。会場はとにかく、お客さんとの距離が近く、というか目の前! なので、登壇したメンバーとお客さんとの何気ない雑談が始まり、イベント本編へ入っていきました。この雰囲気、なかなか良かったですよ。

さて、まずは「編集長太田による、星海社新書一冊一答!」

2014年にお届けした星海社新書は、全17タイトル。この一冊一冊に対し、太田がコメントしていきました。


過去タイトルも含めた星海社新書ラインナップ

 

太田:はい、『キャバ嬢の社会学』。これはなんといっても帯が良かった!

今井:ありがとうございます。

太田:もちろん内容も素晴らしい。これ、最初は「これが社会学なのか?」みたいな批判もあったじゃない? でも、きちんと読み込めばここ20年あまりの日本の社会学の学統をしっかりと踏まえた内容になっていることがわかるはずなんだよね。

今井:そうですそうです。その点がじわじわ浸透してきたおかげか、時間を掛けて売れてきていますね。

太田:次は『アニメを仕事に! トリガー流アニメ制作進行読本』

今井:このタイトルは、アニメの制作進行にフォーカスを当てた作品です。内容ももちろんですが、誌面にももの凄くこだわってます。どの作品ももちろんそうなのですが、デザインをご担当頂いている吉岡秀典さん、フォントディレクションをご担当頂いている紺野慎一さんと、かなりの熱量を込めて作りました。

太田:そうだよね。これはまさに類書がない、星海社新書らしい、そして今井さんらしい作品だよね。この本は僕にはつくれません。そして、次が『「学問」はこんなにおもしろい! 憲法・経済・商い・ウナギ』

平林:こちらは僕と今井くんの二人体制で作ったはじめてのタイトル。正直、二人で作る難しさがありましたね。お互いの意向がもちろんあるものの、なにか遠慮してしまう部分が出てしまって。

今井:そうでしたね。勉強になりました。

太田:経験ですよ、経験! どんどん行きましょう。次は『江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統』

平林:これはですね、僕、反省してるんです。本書内容の企画を、最初に太田さんへきちんとプレゼンできていなかったんです。

太田:そうだね。僕は原稿ゲラを読んだ時に、これは本当に面白いと初めて思ったんだよね。しかし、結果としては実に反響が大きい作品となったので結果オーライです。第二弾の企画も来年ひかえていますよね。さて、次も平林さん担当の『知中論 理不尽な国の7つの論理』

平林:こちらも反省点があるんです。僕、著者の安田さんとは十数年来の旧知の仲なんですよね。それで、あまりにお互いを知っているため、「ここは話さなくてもわかっているであろう」という認識のまま進んでしまった。なので、パブリシティという点でももう少しできたことがあったんじゃないかと思ってます。

太田:そうだねー。内容は素晴らしいよ。ていうか、内容が素晴らしい本が多いね、星海社新書! 素晴らしい!(と、自画自賛)

平林今井:(苦笑)


次第にヒートアップする3人


太田:次は『あなたのプレゼンに「まくら」はあるか? 落語に学ぶ仕事のヒント』

今井:はい。このタイトル、太田さんとタイトル決めの件で、過去最大級に難行した作品なんですけど……。

太田:これは時間掛かったね。一緒に朝まで考えたもんね。結果、この素晴らしいタイトルになった。僕、あまりクルーを褒めたくはないんですけどね(笑)、今井さんはタイトルみたいに短いセンテンスを決めるアイディアに関しては、いま抜群の編集者だね。

今井:ははは。なんか今日甘いですね、太田さん。

太田:ただね、そのアイディアが今井さん自身で良いアイディアなのかどうかの判断ができない(笑)。

今井:あ、はい。それはこれからの課題です……。


こんな感じで2014年発刊タイトルを振り返りました。

そして話は星海社メンバー、の話題に。


太田:林さんの担当デビューとなったのが『ディズニープリンセスと幸せの法則』。林さん、この進行中、かなりの時間会社にいたね。最初は仕事してるなーって感心してたけど、最後のほうは気がつくと林さん、寝てるばっかりだったから! しかも俺よりたっぷり寝ていて思わず怒りがこみ上げてきたよ(怒)!!


ここから林の話題が割と続きました。特に太田からの厳しい指導にまつわるエピソードが盛りだくさんでしたね(笑)。でも本人がいないところで、ここまで話題になる林は、ある意味そこが才能かも! と思ってしまったり。頑張ろうぜ、林!


星海社の実態

ここからは、さらにざっくばらんにな話に突入。


太田:(進行表を見ながら)この話題も、この話題も話したねー。で、次は……「太田のここが嫌い」!

今井:んー。

平林:そうですねー。

太田:え、なに? なに?

今井:いや、そう言われるとないですね。

平林:(わざとらしく)うん、特にない。

(会場爆笑)

太田:おおお! いいね、じゃあそうしておこうぜ(笑)。


そして、星海社の求める人材などにも触れていきました。


太田:星海社は年明けから人材募集を開始します。僕ね、いろいろと発言がブラックだとか結構言われるんだけど(笑)、ブラックの意味の取り方は、その当人の意思次第で全然違うと思うんだよね。たとえば自分が目指したいもの、達成したいものがあって、そこに向かうために惜しみない努力をしていく。その手段として、たとえば土日も関係なく働くとかは、全然ブラックという意味ではないと僕は思うのね。人に見えない部分でいかに自分を磨くか、それこそ休みの日は「仕事のための仕事を準備する」時間だと思うし。

今井:そうだと思います。

平林:僕はよく、「土日なにしてんの?」って林さんに聞くんですよ(笑)。まあ、そういうことですよね。

今井:確かに平林さん、よく言ってますよね(笑)。僕も同感です。あと、僕が星海社に初めて行ったとき、そこかしこで人が寝てて。野戦病院かと思いました(笑)。

平林:うちのメンバー、よく寝るよね。特に岡村くんなんてご飯食べたら、まず睡眠みたいな。

太田今井:(笑)

今井:あと、星海社で一番怒られるのって「熱意がないこと」次が、「つまらないこと」ですよね。会話にしても企画にてしても、日常から自分自身が楽しめないと、逆にその場にいること自体が辛いかも。

太田:そうだね。まあ、これまで一環してのことだけど、やっぱり現状の星海社にいないような人に来てもらいたいという意識はあるよね。我こそは! という方、お待ちしてますよ!


会場のみなさん、3人のトークに真剣に耳を傾けて頂いていました


この内容、まさにその通りです。星海社ってこんな場所です。聞いていて、僕は胃がキュッとなりました(笑)。


星海社新書、注目の2015年!

最後に、2015年の動きについて。


太田:さて、2015年初頭の動きはどう?

今井:はい。僕は中川淳一郎さんと就活に関するタイトルを進めています。年々厳しくなる就活に関して、制度的な面も踏まえ、単刀直入に言ってしまうと就活に臨む学生の肩の荷を下ろしてあげたい、「就活苦による自殺」なんていうものを少しでも減らしたい、そんな内容にしたいです。

平林:僕はさやわかさんと『僕たちとアイドルの時代』というタイトルを進めています……というか、今日の夕方校了してきたばっかりなんですが(笑)。これは大洋図書さんからすでに発刊された『AKB商法とは何だったのか』の新書化ですが、新章も書き下ろして頂き、新たに楽しめる内容になってます。特に、「アイドルってなんでこんなに流行ってるの?」という方に読んでほしい内容ですね。1月25日発売です!

太田:わかりました。どちらも期待してますよ!


こうして約2時間半に渡ってのほぼしゃべりっぱなしのトークイベント、無事終了しました。

見ていた僕の感想は、「編集部での会話、そのままじゃん」。テンションも内容も、ほんとにそうなんです。見にきて頂いた方、まさにこれが星海社の日常です、と力強く断言できる内容でした。

みなさんからの質疑応答では鋭いご質問も頂き、「星海社愛」をビシビシ感じました。

ご来場頂いたみなさま、本当にありがとうございました。

そして、かもめブックスのみなさま、当日限定のフードメニュー「星海社サンド」なるものをご用意頂くなど、またさらに僕たちはかもめファンになってしまいました。重ねてお礼申し上げます!


星海社サンド(のメニュー札)。好評につき早々に売り切れで、写真撮れず……。


さて、この「星海社新書大反省会2014@かもめブックス」。僕たちは当日の盛況に味を占め、次のイベント企画も考えはじめています! 著者さんを交えてのトーク等、みなさんに身近に接することができるこの場所ならではの内容を考えてます。次は僕も前に出たいぞ! そのための企画、考えます。


それではみなさま、第2回でお会いしましょう!

2015年も、いくぜ星海社!



            

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