星海社新書は、知的好奇心を満たすだけでなく、次世代を担う若い世代が、自らの力で未来を切り開いていくための「武器」としても使える知のかたちを、シリーズとして本にまとめていきます。
菅政権の功と罪、その先の未来を徹底分析!
菅義偉氏の東大話法=官僚的な答弁と、やってる感政治=形だけの改革志向はどこから来て、日本をどこへ導くのか? これは菅内閣の総辞職で終わる属人的な問題ではない。なぜなら彼のような政治家が生まれる歴史的・政治的な必然性が日本にあるからだ。
2020年9月に誕生した菅政権は、平成政治史の総決算というべき特質を持っている。それが「東大話法とやってる感政治」だ。小泉改革から続いてきた「何かを改革しなければいけない」という強迫観念と、国民に直接語りかけるパフォーマンス性。その当初の目的意識を見失い、形だけを受け継いだのが菅政権である。
日本を左右するその本質と課題を気鋭の官僚出身論客が徹底分析。
爆音! 轟音! 獄音! 人類が持つすべての感情を奔流させる音楽......それが、メタル!!
音楽ジャンル〝メタル〟生誕から約50年! メタルは多種多様な音楽ジャンルと融合し、「進化」と「深化」を遂げてきた。サブスクリプションの出現により、人類史上もっとも自在に音楽を聴くことができる現代で、今こそ聴くべき音楽――それこそが〝メタル〟! 本書は〝メタルの始祖〟であるBLACK SABBATHから、メタルに一大革命を巻き起こした〝メタル・ダンス・ユニット〟BABYMETALに至るまで、「メタルの基本」をテーマにメタルの縦軸(歴史)と横軸(枝葉)から吟味に吟味を重ねた100枚を厳選し、超豪華13名のライター陣による切れ味鋭いレビューを収録。本書でメタルを学んでほしいのではない――立ち上がる音像の波に、ただただ頭を振れ! そして溺れろ!!
<豪華レビュー執筆陣!>
伊藤政則、増田勇一、荒金良介、奥村裕司、川嶋未来(SIGH)、後藤寛子、鈴木喜之、高橋祐希、武田砂鉄、行川和彦、西廣智一、長谷川幸信、山﨑智之
令和の最重要課題「認知症とお金の問題」
気鋭の元内閣府官僚にして現役医師が詳しく解説!
打開策は新しい学問分野「金融老年学」にあり!
成年後見、遺言、企業の不祥事対策...すべて解説します
日本国民の215兆円が危ない!
令和日本最大の問題「認知症と財産」を打開する方法とは⁉
600万人以上の認知症患者を抱え、20人に1人が認知症の超高齢社会・日本。認知症患者の資産は既に143兆円にのぼり、2030年には国家予算の倍を超える215兆円に到達するともいわれますが、その一大資産は、認知症の判断力低下を狙った詐欺や悪質商法の格好の標的です。それ以外にも成年後見制度や遺言をめぐる家族内トラブル、企業の不祥事対策など様々な点で「認知症とお金の問題」が注目されています。認知症は完全な予防ができず誰もが当事者になりえます。この本ではあなた自身や家族の財産を守るために、認知症の進行前からできることを解説します。
どんなに忙しくても、100日あれば結婚できる!
「いつかは結婚したい」と言いながら、忙しさのせいにして何もしないまま月日が流れていませんか? 本書では、出逢いから交際に至る率90%以上の現役仲人が、忙しい毎日でも運命の人に出逢い、最短で結婚するためのノウハウを紹介します! 必要なのは、容姿でも条件でも、じっくり恋愛する時間でもありません。絶対に諦めない心と情熱を注ぎ込んだ「100日」という期限です。
野村克也が死の直前に吐露した男の弱さとは、老いとは──
プロ野球テスト生として南海ホークスへ入団以来、選手として、そして監督として輝かしい頂点を極めた不世出の男、野村克也。しかし最愛の妻を失い、生きることへの意志を喪った彼は、やるせない孤独に包まれた「弱い男」だった。本書は、貧困を極めた自らの幼少時代や妻・沙知代との、そして息子・克則との赤裸々な回顧であり、死の直前に自らの「弱さ」と真正面から向き合った、いわば「最後のぼやき」である。「弱さ」を抱え続けてきた人間だからこその「強さ」がにじみ出る野村克也のラストメッセージを、老いや死と向き合うすべての方々へ届けたい。
高校生たちのダンススタジアムへの軌跡を辿り、未来のチーム像に迫る
部員数が日本全国で4万人を突破し、いまやひとつの文化として根付きつつある高校ダンス部。その過熱ぶりは、3年にわたり部活動を追い続けてきたNHK BS-1のドキュメンタリー番組「勝敗を越えた夏」への反響の大きさが物語っている。本書は、大人たちでさえ翻弄され続けた予期せぬ疫病禍において、高校生たちがどのように行動し、「部活」という組織(チーム)の潜在能力をいかに引き出していったのか、その軌跡を丹念に辿るもの。さらに担当ディレクターが累計200時間に及ぶ高校生への密着取材の先に捉えた「日本の未来のチーム像」を、みなさんとともに考えたい。
ロックダウン......外出制限......人の移動が激減した後で
アフターコロナの世界はどう変わるのか!?
経済の大転換点を、人類7万年の歴史から予見する!
コロナ禍でロックダウンや外出制限が日常となり、人の移動が激減した世界。それは、時にはパンデミックと戦いながら、人の移動が加速することで経済や文化を発展させてきた人類史の中で、決定的なターニングポイントだった。人類の出アフリカから大航海時代、21世紀のグローバリゼーションまで、人々が移動し交易することで世界がどう変わったのかを振り返り、リモート時代の意味を人類史の流れから捉え直す、アフターコロナの「命」と「経済」のジレンマを考える上で必読の一冊!
どんなに忙しくても、コンビニ食でやせられる!
「ダイエットしたい」と言いながら、忙しさのせいにして何もしないまま月日が流れていませんか? 本書では、これまで1万8000件以上の栄養相談を実施してきた管理栄養士が、コンビニ食を活用し、無理な我慢ゼロで、ラクして健康的にやせることができるダイエットテクニックをオールカラーレシピ付きで紹介します! ダイエットの基礎を覚えれば、やせやすい食事を見つけ出し、自分に合ったダイエットメニューを作ることは簡単です。体型について悩んでいる方、健康維持をしたい方に贈る必読の書です。
悪名高い国語新指導要領は「近代文学の出番だ」と言っている!?
2022年から実施予定の高等学校学習指導要領(新指導要領)において、国語科は大幅な改革が断行されます。その目玉は、マニュアルや契約書といった「実用的」な文章を役立てるための「論理国語」設置にあり、「文学国語」は軽視されるのではないか、と受け止められました。ところが新指導要領には、国語科は「他者と社会の中での関わり方」の涵養が目標だと書かれています。それこそは、明治期に成立し「転スラ」にまで至る日本の「近代文学」が一貫して問い続けてきたものに他ならないのです。「私」が「社会」の中で「他者」と生きる手立てを理解するツールとしての「近代文学」。その読み方を学ぶために、まずは「文学」を「疑う」ところから始めましょう。
観光都市復活の狼煙が、京都から上がる!
2020年、未曽有の疫病禍により観光都市・京都から観光客が消えた。オーバーツーリズムから一転、ゼロからの観光復活を模索するわれわれは、いまこそ「観光立国」の本質を問い直すことになる──。本書は、新型コロナウイルス禍で浮き彫りとなった観光産業の諸問題を分析しつつ、起死回生の「スイてます嵐山」キャンペーンなど京都観光・最前線の動きから、世界がまだ見ぬ「新しい観光」の形を探し出す。数多の観光都市よ、いまこそ京都に続け──!
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