〈新本格ミステリ〉がこの一冊で解る!
令和にミステリ入門を志すあなたへ捧げる決定版ブックガイド!
本格ミステリの復興探究運動――〈新本格ミステリ〉ムーブメントは、戦後日本における最長・最大の文学運動です。綺羅星の如き才能と作品群を輩出してきたその輝きは、令和に突入した今に至る本格ミステリシーンにまで影響を及ぼし続けています。本書では、〈新本格〉の嚆矢である綾辻行人『十角館の殺人』が刊行された1987年から2020年内までに刊行された日本の本格ミステリ作品より、その潮流を辿るべく100の傑作を厳選しご案内。さらにその100冊のみならず、本格ミステリ世界へ深く誘う〈併読のススメ〉も加え、総計200作品以上のミステリ作品をご紹介します。さあ、この冒険の書を手に、目眩く謎と論理が渦巻く本格ミステリ世界を探索しましょう!
佳多山大地
ミステリ評論家。
1972年、大阪府生まれ。1994年に、第一回創元推理評論賞(選考委員:笠井潔、巽昌章、法月綸太郎、戸川安宣)に応募した評論「明智小五郎の黄昏――誰が明智小五郎を殺したか?」が佳作入選、『創元推理6〈'94年秋号〉』に掲載されデビュー。ミステリ評論家として、本格ミステリの批評・書評をメインに執筆するほか、ミステリ作家へのインタビューの聞き手や構成、ミステリ系の賞の選考、ミステリアンソロジーの編者を担当するなど、多岐に渡り日本の本格ミステリシーンを支えている。著書に『謎解き名作ミステリ講座』、『新本格ミステリの話をしよう』(ともに講談社)など。
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