競馬がもっとも熱かった90年代前半!
競馬を一つのエンターテインメントに変えた第二次競馬ブームの立役者・オグリキャップが、暮れの有馬記念で感動的な復活ラストランを遂げて引退した1990年から、後に21世紀の競馬シーンを根底から変える輸入種牡馬サンデーサイレンス初年度産駒がデビューした1994年まで。90年代前半は、メジロマックイーン、トウカイテイオー、ミホノブルボン、ライスシャワー、ビワハヤヒデ、ナリタブライアンなど、伝説級の名馬が続々と現れた。売上も観客数も頂点を極め、人々は夢と興奮に酔いしれた。競馬がもっとも熱かった時代の名勝負26選を一冊に。特別インタビュー「早見和真(小説家)/一番好きな馬はツインターボ」他を併載する。
(本書目次より)
第1章 空前の競馬ブーム到来! 199O年
有馬記念 オグリキャップ
天皇賞・秋 ヤエノムテキ
日本ダービー アイネスフウジン など
第2章 オグリから引き継がれた熱狂 1991年
宝塚記念 メジロライアン
オークス イソノルーブル
菊花賞 レオダーバンなど
第3章 時代が生んだ世紀の対決 1992年
天皇賞・春 メジロマックイーン
菊花賞 ライスシャワー
有馬記念 メジロパーマー など
第4章 「BNW時代」の幕開け 1993年
日本ダービー ウイニングチケット
菊花賞 ビワハヤヒデ
有馬記念 トウカイテイオー など
第5章 怪物三冠馬の登場 1994年
有馬記念 ナリタブライアン
高松宮杯 ナイスネイチャ
スプリンターズS サクラバクシンオー など
小川隆行
小川隆行
おがわたかゆき
競馬ライター・編集者
1966年生まれ。牡55。中山競馬場の近くで生まれ育ち、競馬場から徒歩5分の高校時代に競馬に目覚めて馬券買いを始め、ダイナカールに恋をする。拓殖大学卒業後、競馬雑誌編集者になり数多くの調教師、騎手、厩舎関係者、競馬予想家に取材を重ねてきた。主な著書に『アイドルホース列伝 1970 –2021』(星海社)などがある。
ウマフリ
競馬ニュース・コラムサイト
2016年設立。競馬の楽しさを追求し広めていくことを目標に、主に名馬紹介記事や名勝負回顧記事、競馬関係者インタビューなどを配信している。また、広告や馬券予想、有料記事のない、珍しいタイプの競馬メディアとしても注目を集めている。競馬ライターの緒方きしんが代表を務める。
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