ミリオンセラータイトルズ
ミリオンセラー『さおだけ屋はなぜ潰れないのか？』を生み出し、「タイトルには１億円の価値がある」と豪語する星海社新書編集長・柿内芳文が、思いつきからマジ企画まで、毎日渾身の「ミリオンセラータイトル」を発表します！
ミリオンセラータイトルズ
くたばれ！
明朝体
編集者になってはじめて「書体を選ぶ」ことの面白さに気づいた。目的に応じて、書体は意図的に使い分けないといけない。なのに、書体入門って意外とない。デザイナーとか、専門家向けばっかり。だから、普通の人のための入門書をつくりたい。
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常用漢字って
２１３６文字
もあるのかよ！
（参考URL）http://kakijun.main.jp/main/joyo_ichiran.html
常用なのに、書けねーよ！
ミリオンセラータイトルズ
料理
数珠つなぎ
ひとり暮らしで料理をすると、どうしても「余り物・残り物」が出る。翌日、その余り物を中心に、一品素材を買い足して、前日とはぜんぜん違う料理をつくれるようなスキルを身につけたい。そう、毎日１品買うだけで、料理を「数珠つなぎ」のようにつなげて、つくっていくのだ。
ミリオンセラータイトルズ
洗脳会議
「宣伝会議」を読んでいて思いついたタイトル。身を守るためにも「洗脳の技法」を知りたい。
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健康のためになら
死ねる
健康本が売れると気持ち悪い。そんな一つの方法で健康になれるはずがないだろう。アンチ健康本を、このタイトルで作りたい。
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先送り病
わかっているけどなかなか治せない不治の病。精神的な問題なのか、システムの問題なのか。処方箋をまとめたい。
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トレインスポッター
海外の「テツ」に学べ
鉄道マニア、通称「テツ」の人たちは「制覇」（鉄道用語では「完乗」）することが大好きだから、国外の鉄道は「存在しない」ことにする人が多い。だって、いったん興味を持ち出したら、完乗しないと気が済まなくなるからだ。とはいえ、海外にももちろん「テツ」はいる。たとえばイギリスのトレインスポッターたちだ。彼らの流儀を一冊にまとめてみたい。 （参考URL）http://www.tv-asahi.co.jp/train/contents/uk/0814.html
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腹が出てる
うちはいい
ぜんぜん太ってないやつが「最近、腹が出てきて……」とか言っているのを聞くと、正直むかつく。本当に太ると、背中に肉がつき、内股が摩れ、足の甲にも肉がついて靴がきつくなるんだよ！
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引っ越し屋さんは
いくらまで
値切れるのか？
最近、社会人になって７回目の引っ越しをしたが、ネットの「引っ越し見積もり一括サービス」に登録したら、すぐさま着信２０件、メール４０通の営業地獄に。ためしに値切り交渉をしてみたら、下がるわ下がる、どんどん下がる。ついに「それで本当に利益が出るの？」という額にまで……。結婚式場を探している知り合いは「今日中に決めてくれたら４０万円値引きますよ」と言われたらしい。ええっ、４０万円って……。逆に言うと、いくらボッてるんだ！？ あらゆる商売を「値引き交渉人」が徹底的に値切り、その過程から見えてくる商売の本質・儲けのカラクリを一冊に。
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テイめられたシャ
ふけってしまった。たとえば官僚は「定められた者」をあえて「テイめられたシャ」と読む。そう読むことで、特権階級としての仲間意識と尊厳を同時に表現するのだ。あなたの業界の隠語はなんだろう？ 出版業界は「トンボ」とか「ゲラ」とか。飲食業会でゴキブリのことを「太郎」と言っていたのには苦笑した。
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