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HOME > ジセダイ編集部 > エディターズダイアリー > 勝つことにこだわれ! いま注目の雀士・佐々木寿人氏は語る

エディターズダイアリー

勝つことにこだわれ! いま注目の雀士・佐々木寿人氏は語る

竹村俊介
2011年12月21日 更新

hisato.jpg

本日は打ち合わせ2件。

1件目は吉祥寺でいま注目の雀士・佐々木寿人氏の打ち合わせでした。

写真はその佐々木寿人氏です。

 

佐々木寿人氏は仙台市出身のプロ雀士。

アマチュア時代は「フリーで1000万貯めた男」として名を馳せ、漫画のモデルにもなりました。

プロになってからも驚異的なスピードで昇段しているいま注目の若手雀士です。

超攻撃型の勝負スタイルが特徴で

「寡黙なリーチファイター」「無敵のストリートファイター」とも呼ばれています。

 

みんなが保守になりがちな現代において、

攻め続け、勝つことに意味があると言い放つ佐々木氏には

学ぶ所がたくさんあるはずです。

 

今日は少しだけ、そんな

佐々木氏の言葉をご紹介しようと思います。

 

 

 

<気持ちの切り替えについて>

 

「どうせ勝つんだから

 一回の負けにくよくよしていても

 仕方がない。

 時間の無駄でしょう」

 

アマチュア時代、雀荘で100万円以上負けて、タクシー代もなくなり、

とぼとぼと家まで歩いて帰ったことがあるのだそう。

 

でも、次の朝には気分を切り替えて「今日は勝つぜ」と思っていたのだとか。

そのポジティブさはどこから来るのかと尋ねたら、上記のような返答が。

 

過去の成績を考えても、これからの自分を想像しても、「どうせ勝つに決まっている」

だから、いま悩むことは本当に意味がないし、時間の無駄。

悩んで強くなるわけではない。

そう考えたのだそうです。

 

「人生にはさまざまな局面があって、すべてに勝てるわけではない。

 トータルで見れば絶対に勝てるのだから、一回の負けにくよくよするのは無駄」

 

この考え方は「使えるな!」と思いました。

 

 

<調子の悪いときの対処法>

 

「どう考えても

 自分に流れが来ていない、

 というときはある。

 どう考えても

 相手にすごくいい流れが来ている、

 とわかるときがある。


 普通はそういうときは

 嵐が過ぎ去るのを待つのだけれど、

 僕はあえて攻める。

 攻めて勝てれば儲けものだし、

 難局で勝つことができると

 真の力になる」

 

調子の悪いときにこそ、あえて動く。攻める。

そうすると調子が戻ったときに、予想以上のジャンプができる。

 

たしかに調子の悪いときは、ふさぎこんだり、

「今日は人に会うのを止めておこう」などと考えがちなのですが、

そういうときにこそ、あえて動くことが大切なんですね。

 

既に調子が悪いんだから、うまくいかなくて当たり前だし、

でも調子が悪いときに、もしうまくいけば、儲けもんです。

 

 

<「勝つ」ことは楽しい>

 

「もちろん美しく勝てれば

 ベストなのだけれど、

 美しくない勝ち方をするときもある。


 僕が言いたいのは『勝つ』ことは

 大切だということ。

 勝つことは楽しい。

 満足して死ぬためにも

 僕は勝っていたい」

 

「勝つ」ということがあまり評価されない時代のような気がします。

 

一時期、カリスマ社長がもてはやされ「稼ぐが勝ち」と豪語し、その後失脚。

それ以降、なんとなく「儲ける!」とか「勝つ!」ということを言わなくなりました。

それよりも「協調」とか「調和」とか「みんなで豊かに」という風潮が強まっています。

 

僕ももちろんそれは大切だと思います。

人と人が思いやって手をつないで豊かになる。それはいいことだと思います。

ただ、僕には「船の乗組員が全員で手をつないで沈んでいく」ということにはならないだろうか

ということも一方で思うのです。

 

みんなで豊かになれればいいけれど、

みんなで何もしないで下を向いて死を待つのは嫌だし、間違っている。

だから、勝てる人は勝つべきなのではないかと思います。

 

佐々木さんは勝つことにこだわります。

なぜですか? と聞くと、単純に「そのほうが楽しいから」。

そうだよな、勝つって、面白いし、楽しい。

難しく考えなくても「事実、そうだよな」と思ったのです。

 

佐々木さんは

 

「もし負けても本当に本当にそれで満足できるのであれば、

 それはその人の生き方だから何も言わない。

 だけど、あとで悔やむならば、勝つことにこだわったほうがいいのではないか」

 

と言います。

最終的には自分が満足できるかどうか。

使い古された言葉で恐縮ですが「人生は一度きり」です。

本当に満足して一生を走りきりたいものです。

エディターズダイアリー

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