さて、どうやって面接官に「こいつは良いな」と思わせるのか?
それに答える前には就活の面接において、
「良い」というのは具体的にどういうことか考える必要がある。
前回にも述べたが、面接官の判断は主観である。
だから面接官によって「良い」は違う。
ある面接官は「大胆さ」を評価し、
ある面接官は「慎重さ」を評価し、
ある面接官は「元気さ」を評価し、
ある面接官は「謙虚さ」を評価する。
バラバラである。
だが、これらの前段階として、バラバラではなく
面接官共通の「良い」がある。それは
「こいつと一緒に仕事したらおもしろそうだ」という雰囲気である。
どんなに話がうまくできても
どんなに面接官に「頭が良い」と思わせることができても
どんなに自分の素晴らしい実績を語っても
面接官に
「でも、何か話しを聞いてて、ムカッとする」と思われたらアウトである。
一緒に仕事をして、イライラしそうな人を通す面接官はいないだろう。
では面接官を
「イラっとさせない、おもしろそうだ」と思わせるには
どう演じたらよいのか?
……次回に続く
エディター
星海社エディター。1984年生まれ。山梨県出身。関西学院大学文学部卒業後、森ビル株式会社に入社。3年間、不動産取引に従事。2011年4月、星海社に転職。尊敬する人物は武田信玄とビスマルク。
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