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HOME > ジセダイ編集部 > エディターズダイアリー > (ブラック思考の)就活リア充の告白

エディターズダイアリー

(ブラック思考の)就活リア充の告白

岡村邦寛
2011年12月02日 更新

就活が例年の2ヶ月遅れでスタートした、という記事を見かけ自分の就活を思い出した。

 

僕は大学2年時に早くも留年が決定するという、学業的には超劣等生だったわけだが、就活には全く苦労しなかった。

いわゆる世間一般的に“立派な会社”と認識されている企業複数から内定をいただいた。

就活に対し、思い入れどころか何か怨念すら感じる星海社新書編集長・柿内とは違い、就活リア充だったのである。

自分でも“就活ってこんなに簡単にうまくいくものなのか?”と疑問に思ったくらいだ。

僕の就活時期だった2007年は、リーマンショック前の空前の売り手市場だったので、

当時は“景気が良いから楽勝なんだな”と結論づけていた。

だが社会人を経験して4年経った今、その勝因は別にあったと考えている。

 

結論から言うと

就活生だった当時の僕は“社会人”を全く過大評価していなかったのである。

 

社会人になってからOB訪問を受けて気づいたのだが、就活生はとかく“社会人”を過大評価しがちである。

「社会人は相手を一目見ただけで、有能かどうか判断できる」とか「ビジネス経験豊富な社会人は、

自分たちの見栄やウソなんてお見通しだ」など結構本気で思っている就活生は多いが、検討違いも甚だしい。

社会人になったからといって、エスパーになるわけではない。

なのに就活生は例えば面接で、少し受け答えがうまくいかなかったら、必要以上に意気消沈してしまう。

予想外の質問や答えづらい質問を受けたとき、すごく慌ててしまう。転じて面接官に悪印象を与えてしまう……。

これらは上記の“検討違い”から、勝手に就活生が過大なプレッシャーを背負って、自滅するケースである。

 

繰り返し言うが、社会人はエスパーではない。

相手のことをそんなに簡単には理解できない。だが、判断はできる。

「こいつは何か良いな……」と思いっきり主観に基づく判断である。

何が言いたいのかというと、(入社後のことはとりあえず置いといて)“内定獲得”のみを目的とするならば、

面接官の主観に基づく判断の正否はどうでもよくて、「こいつは何か良いな……」と判断させることが重要なのである。

 

極端に言い換えると

10分間の面接で自分の良いところを余すことなくアピールしようとするのではなく

10分間の面接で「こいつは良いな」と面接官を錯覚させるのである。

 

思考の逆転である。

自分の本当の長所(例えば思いやりがあるとか、慎重であるなど、すぐにはわかりにくい長所)

を知ってもらうのに10分間はあまりにも短かすぎる。

逆に本当はあまり凄くはないけど、10分間だけなら「こいつは良いな」と思わせることはできるのではないか? 

という思考。

同じ10分でも前者は絶望、後者は希望である。

 

知ってもらうのではなく、思わせる。その目的のために手段を問わないのであれば、

ウソも“話を盛る”こともアリだろう。

 

これは「社会人がエスパーである」と過大評価していては、絶対にできない。

だが、意識的にしろ無意識的にしろ、実際にこういう風に面接をくぐり抜けて来た人は、確実に存在する。

 

また、ここまで読んだ方の中には「面接官を錯覚させて内定を得ても、入社後に苦労するのではないか?」

と疑問に感じる人がいると思うが、その問いに対しては「長所の帳尻が合うから問題ない」と答えたい。

 

要は10分間で錯覚させた、ウソの長所を演じ続けるのではなく

10分間で伝えきれない本当の自分の長所を、一緒に仕事をする人に時間をかけてアピールしていけば良いのである。

そうすれば帳尻が合う。

 

「●●さんは最初は■■だと思ってたけど、一緒に仕事してみると△△で良かったわ〜」なんて台詞は

多くの人が聞いたことがあるはず。

短所のない人間がいないように、長所のない人間もいないのだから、

入り口がウソでも、出口で本当にすることは可能である。

 

次回は、どうやって「こいつは良いな」と思わせるかについて……

 

                                 続く……のかこれ!?

エディター

岡村邦寛

不動産業界からまさかの転身 実直・真面目な地上げエディター

岡村邦寛

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エディター。1984年生まれ。山梨県出身。関西学院大学文学部卒業後、森ビル株式会社に入社。3年間、不動産取引に従事。2011年4月、星海社に転職。尊敬する人物は武田信玄とビスマルク。

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