星海社新書は、知的好奇心を満たすだけでなく、次世代を担う若い世代が、自らの力で未来を切り開いていくための「武器」としても使える知のかたちを、シリーズとして本にまとめていきます。
現役僧侶がビジネスパーソンに贈る、仕事に効く仏教入門!
仕事にはストレスや対人トラブル、将来への不安がつきものです。実は、このような悩みに昔から向き合ってきたのが仏教でした。2500年前に創始された仏教は、教祖ブッダの時代から人間関係や社会を良くする方法を模索してきました。そのノウハウをあなたの仕事に応用すれば、ストレスなく今まで以上の成果を出せるはずです。
本書では、本山に勤めるサラリーマン僧侶たる著者が、「緊張する」「失敗してしまった」「上司や部下に不満がある」といった誰もが経験する仕事の悩みに向き合う仏教の知恵を、マンガでわかりやすく、仏典で深く解説しました。
ボカロソングの歴史を100の名曲で辿る入門ガイド!
電子の歌姫・初音ミクが2007年に誕生したことに始まり、いまや日本の音楽シーンを語る上で避けては通れないものになった合成音声ソフトにより創造される音楽「ボカロソング」。音楽を"聴く"だけでなく、インターネットを介して"参加する"楽しさがクリエイターとリスナーを繫げてきたこの新潮流からは、数多の素晴らしい作品が生まれてきました。本書はボカロPたちの情熱と創作の連鎖が築き上げてきたその歴史を辿るべく、100の名曲を厳選。精緻な楽曲レビューにより、2022年の現在へと至る15年の歩みを通覧します。21世紀最大の音楽カルチャー「ボカロソング」の世界にようこそ!
ヴィジュアル系とは音楽ジャンルを表す言葉ではない!
日本のロックシーンは「ヴィジュアル系」を軸に発展してきた、と言い切ってしまっても大袈裟ではない。本書では90年代にヴィジュアル系がどう誕生して、多くの人になぜ受け入れられ、なぜ世界がうらやむほどの「ジャパンカルチャー」となったのか、その独自の発展をバンドの世界に留まらず、ファッション、漫画などさまざまな分野を通して辿っていく。さあ、その深淵の闇へ、共に堕ちてていこう!
はじめに
#1 ヴィジュアル系がカッコ悪かった頃
#2 ファッションで辿るヴィジュアル系黎明期
#3 音楽的要素で紐解くヴィジュアル系ロック
#4 サディスティカルでポジティヴなゴシックロック
#5 バクチク現象とヤンキーイズム
#6 東のX、西のCOLOR
#7 1993年「黒服系総洋楽化」インダストリアルな世界
#8 日本で生まれた独自のロック"ミクスチャーロック"
#9 ビーイングのJ-ROCKとBOØWYビートロック神話
#10 "布袋派 vs hide派"に始まった、シグネチャーギター物語
#11 hideとはいったい何者だったのか
#12 あの橋の上で逢いましょう~バンギャルクロニクル
#13 ヴィジュアル系四天王とヴィジュアル系世紀末
#14 ヴィジュアル系がカッコ悪くなくなった今
おわりに
巻末付録 バンドプロフィール
◉本書掲載アーティスト
BOØWY、BUCK-TICK、SOFT BALLET、D'ERLANGER、X JAPAN、hide、TOKYO YANKEES、LADIESROOM、ZI:KILL、LUNA SEA、GLAY、黒夢、L'Arc~en~Ciel、OPTIC NERVE、DIE IN CRIES、 THE MAD CAPSULE MARKETS、BLOODY IMITATION SOCIETY、COLOR、かまいたち、BY-SEXUAL、spAde、CRAZE、JUSTY-NASTY、STRAWBERRY FIELDS、SHAZNA、La'cryma Christi、MALICE MIZER、FANATIC◇CRISIS、Janne Da Arc、cali≠gari、PIERROT、DIR EN GREY、MUCC、蜉蝣、メリー、the Underneath など。
『週刊少年マガジン』から知る実録マンガ50年史
「日本初の週刊少年マンガ誌」の座をめぐって繰り広げられた『マガジン』VS.『サンデー』の創刊レースのデッドヒートは、今日まで続くマンガの歴史のビッグバンだった! 本書は『週刊少年マガジン』の旅立ちから、やがて遅れて市場に参戦した『ジャンプ』との熾烈な争いに至るまで、その長い歴史を築き上げた当事者たちの肉声によって紡がれる実録マンガ史である。ちばてつや、川崎のぼるらのレジェンドはもとより、歴代編集長など『週刊少年マガジン』の核心を担った人物たちに対する5年にわたったインタビューを通じて、黄金の滴るが如き貴重なエピソードが次々と読者に明かされる。マンガとは何か? その答えのひとつは、確実に本書の中に佇んでいる。
どのように「消える魔球」は生まれたのか?
マンガを売るためには親を納得させなくてはならなかった?
『あしたのジョー』にヒロインが2人いるのはなぜ?
『釣りキチ三平』に両親がいない理由とは?
なぜマンガ家は徹夜してしまうのか?
編集長が変わると、雑誌はどう変わるのか?
7つの名を持つマンガ原作者が築いた功績とは?
今、明かされる熱きマンガ秘話(トリビア)!
<本書目次>
第1章 「少年マガジン」誕生 1959年
第2章 魔球ブームと「W3」事件 1960-1965年
第3章 第1次黄金時代 1965-1970年
第4章 原点回帰 1970-1978年
第5章 逆風 1978-1985年
第6章 24年ぶりの栄冠 1986-2000年
第7章 創刊50年を超えて 2001-2009年
Special Interview「週刊少年マガジン」第11代編集長 栗田宏俊
2021年は宇宙旅行元年ともいうべき変化の年でした。民間人も宇宙旅行に行ける、人工衛星を打ち上げられる、そんな時代の到来とともに宇宙にまつわるビジネス市場は日本国内だけでなく世界中で一気に拡大の機運が高まっています。地球上にあるモノ・サービスを宇宙に持っていく、それだけで新しいビジネスチャンスが生まれるーーこのまたとない好機に、さまざまな分野から宇宙の可能性を広げてくれるプレイヤーの参加を増やしたい。そんな思いから、少しでもわかりやすく、身近に感じられる宇宙ビジネスの入門的ガイドを1冊にまとめました。
第1章 宇宙の魅力と可能性を感じ続けた17年
第2章 宇宙旅行とスペースポート
第3章 押さえておきたい宇宙開発の変化(オールドスペース)
第4章 世界の宇宙開発の変化(ニュースペース)
第5章 日本の宇宙開発もニュースペース時代へ
第6章 人工衛星の打ち上げ増加で、宇宙から地球が丸裸に!?
第7章 人類はこれから月や火星を目指す!
宇宙で生まれ、仕事をすることが普通になる!
第8章 宇宙時代を作るCEOの熱い情熱と名言
第9章 これからの民間の宇宙ビジネス!
14の錚々たる巨星の波瀾万丈な生涯が語る人生哲学!
人生のことならスターに訊け!
世界で活躍するハリウッドスターも我々と同じ人間で、時には失敗したり悩んだりすることもあります。しかし、彼らは豊かなアイデアや行動力で困難を乗り越え、現在でも映画界の第一線に立って世界中に勇気を与えています。そんなスターたちの破天荒な生涯と磨き抜かれた名言をこの一冊にまとめました。
俳優なのに世界一のボディビルダーと筋肉で張り合ったり、妻に無人島をプレゼントしてドン引きされたり、欲しいものを買いまくって600万ドルの税金を滞納したりと規格外の逸話と共に、不思議なくらい共感できるスターの生き方・考え方をたどっていく中で、あなたの人生のヒントが見つかれば何よりです。
膨大かつ変幻自在なプリンス楽曲群へのゲートとなる、入門書にて決定版
プリンス公式音源作品全99タイトルを精緻にレビュー!!
あらゆる音楽ジャンルを超越し、凡庸さとは対極にある不世出の天才ミュージシャン、プリンス──リリースするごとに万華鏡のように変化してきたその作品群はリスナーを魅了しつつも、時代に先駆けたサウンドや野心的なマーケティングのために、時として物議を醸し出してきた。プリンスのあまりにも膨大な作品群の魅力を余すことなく周知すべく、ファンサイト「NPG Prince Site」を20年以上運営し続ける日本国内屈指のプリンスフォロワーである著者が、プリンス公式発表作品全99タイトルを楽曲制作の背景や世界観を誠実かつ愛情を込めて精緻にレビュー。ようこそ、未来永劫語り継がれていくであろう、深淵なるプリンスの創作世界の入り口へ。
<巻末掲載>
特別対談 KダブシャインxKID
「君たちが未来を変えろ」
瀧本哲史がこの世に遺したものとは何か?
それは武器としての「言葉」だった。
「平時」の世にありながら、つねに「非常時」の人として若き有為の人材と真摯に対峙し続け、2019年に夭逝した投資家にして教育者、瀧本哲史が来たるべき非常時の時代に向けて記した論考は、ベンチャー経営戦略論、決断と交渉術、未来予測、組織論、選書リスト、そして、ついに絶筆となった大学生たちに向けた檄に至るまで多岐に渡る。これらの武器をどう受け取り、どう使い、どう未来を変えていくか?
すべては、この本を手に取った「君たち」に託されている。
文芸市場の「半分」を占めるまでに成長した、ウェブ小説の歴史。
多くの人がウェブ小説に漠然とした印象を持ってはいる。しかしその歴史を扱った書物はほとんどない。2022年現在、世間的には、ウェブ小説といって真っ先に思い浮かぶものは「なろう系」「異世界転生」というイメージだろう。実際にはウェブ小説は、1990年代には「分岐する物語」「集団創作」志向を持ち、「自費出版」「ケータイ小説」などのかたちでも展開、小説家になろうや他の思想の異なる「ウェブ小説投稿サイト」の隆盛といった数多の試みと多様化を経て現在に至る。本書は「ウェブ小説の書籍化の歴史」を主に扱う。今や日本の文芸市場の「半分」を占めるまでに成長したウェブ小説の歴史を、ネットビジネス史と出版産業史的な視点から紐解く。
円居挽さんと一緒に学ぶ「ミステリ塾」開講!
かつて自分のセンスを信じるのをやめたことで、デビューを果たしたミステリ作家・円居挽。京都大学推理小説研究会で叩きこまれた独自のミステリ観は、円居さんの創作の指針であるとともに束縛する枷でもありました。このたび、自身は持っていない新たな武器としての「ミステリのおもしろさ」を探し求める円居さんのために集合したのは、青崎有吾、斜線堂有紀、日向夏、相沢沙呼、麻耶雄嵩、当代きっての人気作家たち。彼らの心を震わせてきた多数の本との出逢いから、実際的なミステリ創作のメソッドや苦労やお悩みまでを縦横無尽に語り合い、見えてくるのは作家それぞれの「ミステリ道」! さあ、この〝円居塾〟に入塾して、あなたも己がミステリ道を極めましょう!
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