星海社新書は、知的好奇心を満たすだけでなく、次世代を担う若い世代が、自らの力で未来を切り開いていくための「武器」としても使える知のかたちを、シリーズとして本にまとめていきます。
勝つための「戦術」がなければ、弱者は必ず負ける
この本は弱者のための本です。「一流大生」「コミュニケーション能力ばつぐん」「凄い経験の持ち主」といった就活強者ではなく、「二流大生」「内気・ねくら・コミュ力ゼロ」「サークルとアルバイト以外、何もしてこなかった」といった就活弱者の人たちが、どのようにすれば面接をクリアして、内定という「勝利」を勝ち取ることができるか、ということについてお伝えしていきます。弱者が「ありのままの自分」で勝負していてはお話になりません。徹底的に「ウソ」をつかなければ、ライバルと同じ土俵にすら立てないのです。あなたの就活、そして将来的には仕事のスタイルすら根本から変えてしまう1冊になることを、お約束しましょう。
「やったもん勝ち」の時代は終わった。これからは「やめるが勝ち」
人生を変えるためには「何かをやる」のが今までの常識だった。成功するためには「ツイッターをやれ!」「勉強をしろ!」「もっと働け!」「もっと効率的に!」それが今までの常識だった。その行き着いた先が今のあなただ。朝から晩まで、月曜から日曜まで、予定はパンパン。つねにやらなければならないことが控えている――。そんな「いっぱいいっぱい」の人生に何かを足そうとしても、それは無理な話だ。実は、今のあなたに必要なことは「やめる」ことなのだ。本当に大切なことにあなたの命の時間を費やすべきだ。「もっと」という発想から卒業しよう。人生を変えたいなら「やめること」からはじめよう。
山田玲司が「マンガ×小説」で描く、この狂った国(資本主義社会)で、僕らが幸せに生きていくための哲学
この国は、絶望であふれている。「夢」や「成長」、「勝つこと」を強いられ、たとえ夢を叶えても苦しく、勝てば勝つほど人生に負けていくような社会。一度はみ出すと、二度と戻ってこれなくなる社会。「もう死ぬしかない」というところまで追いつめられる人間が、年に3万人もいる社会。恐ろしいのは、普通に生きようとしても苦しい社会だということだ。見たところ独裁者はいないし、先進国・経済大国で自由も人権も保障されているのに、どうして僕らは、こんなにも満たされないのだろうか。いったい僕らは、何に救いと希望を求めて生きていけばいいのだろうか――? !
29歳の中国ネットウォッチャーが語る、体験的独裁者入門!
悪の親玉としてイメージされがちな「独裁者」たちは、若い頃にいかなる知識や価値観、思想などの「教養」を得て、それをどう国家支配に反映させたのか、それらを考察したのがこの本だ。これを読めば、自由で平和な資本主義国・日本にいては理解しづらい、国家社会主義や共産主義、民族主義なども「わかる」ようになるはずだ。だが、堅苦しい本にはしたくない。そこで筆者は、独裁者がいる社会を等身大で体験するため、中国雲南省奥地の「秘境」に足を踏み入れた。なんとそこにはアヘンを資金源とする「アヘン軍閥」と「鮑有祥」(バオヨウシャン)という謎の独裁者が割拠していて......。独裁者の姿から人生の成功を考える「革命の書」、ここに登場!
つまらない教科書はうんざり。世界史はこう教えてほしかった!
本書は、世界史に登場する何千、何万人もの人物の中から、歴史小説家である私(小前亮)が「こいつが主人公の小説を書きたい!」という基準で321人を選んだ人物事典です。事典といっても、教科書みたいに退屈なものではありません。小説家である以上、歴史の面白さを皆さんに伝えることが使命です。ですので、人物の解説には「エンタメ性」を持たせました。つまり、あら探しだったり、誹謗中傷だったり、著者の好みが思いきり反映されていたり……。とにかく、肩の力を抜いて自分の好きな時代や人物から読んでいってみてください。人物が単なる記号から等身大の「キャラクター」に変われば、歴史はもっともっと面白く見えてくるはずです。
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