星海社新書は、知的好奇心を満たすだけでなく、次世代を担う若い世代が、自らの力で未来を切り開いていくための「武器」としても使える知のかたちを、シリーズとして本にまとめていきます。
あの偉人にもそんな頃があったのか!
「玄関番、車引き、なんでもするから使ってほしいのです」(野口英世20 歳)、「一発も撃たずに革命をする気かね」(チェ・ゲバラ23歳)――。本書は偉人が「何歳のときに」「何を語ったのか」をまとめたものだ。ちまたに名言 集や偉人伝は多くあるが、どの本も、綺麗な言葉が並んでいるけれど実感を伴って心に入ってこないものばかりではないだろうか。本書は、年齢にスポットを当 て、どういう背景で放たれた言葉なのかを描くことで、なるべく自分の人生と照らし合わせながら読めるよう工夫した。名言は「人生のどういう場面で」「何歳 のときに」言ったのかが重要なのだ。さて、君の歳であの偉人は何を語っただろうか?
20代のための、上司にかわいがられる技術
「上司が自分のことをわかってくれない」「やりたい仕事がで きない」「まわりがバカばっかでやってられない」とお嘆きのあなた。ひょっとしたらあなたは、根本的に勘違いをしているのかもしれませんよ。会社の上司や 先輩、もとい?じじい?たちのことを非難しても、何も生まれません。事実、ものごとの決定権は彼らが握っているし、仕事で関わる人間は圧倒的に年上が多い はずです。そして、じじいは反省もしなければ、あなたを「理解してくれる」こともありません。であるなら、彼らにどう取り入るか、いや「どうかわいがられ るか」を考えた方が生産的ですよね。じじいの?ツボ?を押しまくって、こっそり自分の思うがままに活用しちゃいましょう!
ニッポンの希望を描く、全く新しい「経済思想書」が誕生した!
京都大学→マッキンゼー→ホ……ホストク ラブ??? 「グローバリズム的思考法」や「リクルート社&外資コンサル型人材」ばかりがもてはやされる風潮に違和感を覚え、日本社会の「本当の現場」を 生身で見て歩くことで、今の日本に必要な?新しい経済思想?を追い求めた、33歳・在野の思想家による衝撃の処女作が誕生。幕末に?集団主義者?の薩摩と ?個人主義者?の長州が手を組んだのと同様の「ありえない、けれど時代を変えるために絶対に必要な連携」を、現代の「国内派日本人」と「国際派日本人(グ ローバリスト) 」との間に生み出せれば、そこから大変革が始まる!! ——10年間の探求の末に著者が辿りついた「次世代の希望」とは?
官能小説の巨匠が満を持して披露する「欲情させる秘技」満載!
文章だけで人を欲情させ、興奮させるエンターテイメント。それが官能小説である。ただのエロ小説だと思ってもらっては困る。あの文章の中にはあらゆる人の感情を操るノウハウが詰まっているのだ。本書では400点以上の作品を生み出してきた官能小説界の巨匠がそのノウハウと哲学を一挙公開する。「主人公が18歳童貞である理由」(44ページ)「話の順序を変えるだけで興奮度は増す」(130ページ)「男は与えられたい生き物・女は与えたい生き物」(180ページ)「キリの良い所で仕事を終えない」(219ページ)など気になる話題が満載。『欲情の文法』は、「ナマの人間」が見えにくい現代において必要な「武器としての教養」だ!
「話せるのに書けない!」人のための“文章の授業”
どうすれば自分の気持ちや考えを「文章だけ」で伝えることができるのか? この授業のスタート地点はそこにある。そう、僕らは「話せるのに書けない!」のだ。人に口で伝えることはできても、それを頭の中で文章に変換しようとすると、とたんに固まってしまう。メールの一通すら、うまく書けない。「話すこと」と「書くこと」はまったく別の行為なのだ。決して「同じ日本語じゃないか」などと思ってはいけない。この授業では、現役のライターである僕が、現場で15年かけて蓄積した「話し言葉から書き言葉へ」のノウハウと哲学を、余すところなく伝えていく。学校では誰も教えてくれなかった“書く技術”の授業をいま、始めよう!
若者諸君! 本物の授業をいま、はじめようではないか
本書は、江戸・明治・大正・昭和の時代を生きた、5人の?本物の先生?――内村鑑三、新渡戸稲造、福沢諭吉、柳田国男、西田幾多郎――のメッセージを、いまを生きる若者たちに向けて編纂したものだ。読書、仕事、金、学問、人生とは何か? 現代はどこにも師が見当たらない時代だ。本当に大切なことは誰も教えてはくれない。大学は職業訓練所のようになり、ビジネスの成功者のみがもてはやされる。本質を語る人間は隅に追いやられ、古典は古くてつまらない「退屈なもの」として、忘れ去られてしまった。いまこそ、ものごとや人生の価値を教えてくれる先生の声に耳を傾けよう。若者諸君! 本物の授業をはじめようではないか。
勝つための「戦術」がなければ、弱者は必ず負ける
この本は弱者のための本です。「一流大生」「コミュニケーション能力ばつぐん」「凄い経験の持ち主」といった就活強者ではなく、「二流大生」「内気・ねくら・コミュ力ゼロ」「サークルとアルバイト以外、何もしてこなかった」といった就活弱者の人たちが、どのようにすれば面接をクリアして、内定という「勝利」を勝ち取ることができるか、ということについてお伝えしていきます。弱者が「ありのままの自分」で勝負していてはお話になりません。徹底的に「ウソ」をつかなければ、ライバルと同じ土俵にすら立てないのです。あなたの就活、そして将来的には仕事のスタイルすら根本から変えてしまう1冊になることを、お約束しましょう。
「やったもん勝ち」の時代は終わった。これからは「やめるが勝ち」
人生を変えるためには「何かをやる」のが今までの常識だった。成功するためには「ツイッターをやれ!」「勉強をしろ!」「もっと働け!」「もっと効率的に!」それが今までの常識だった。その行き着いた先が今のあなただ。朝から晩まで、月曜から日曜まで、予定はパンパン。つねにやらなければならないことが控えている――。そんな「いっぱいいっぱい」の人生に何かを足そうとしても、それは無理な話だ。実は、今のあなたに必要なことは「やめる」ことなのだ。本当に大切なことにあなたの命の時間を費やすべきだ。「もっと」という発想から卒業しよう。人生を変えたいなら「やめること」からはじめよう。
山田玲司が「マンガ×小説」で描く、この狂った国(資本主義社会)で、僕らが幸せに生きていくための哲学
この国は、絶望であふれている。「夢」や「成長」、「勝つこと」を強いられ、たとえ夢を叶えても苦しく、勝てば勝つほど人生に負けていくような社会。一度はみ出すと、二度と戻ってこれなくなる社会。「もう死ぬしかない」というところまで追いつめられる人間が、年に3万人もいる社会。恐ろしいのは、普通に生きようとしても苦しい社会だということだ。見たところ独裁者はいないし、先進国・経済大国で自由も人権も保障されているのに、どうして僕らは、こんなにも満たされないのだろうか。いったい僕らは、何に救いと希望を求めて生きていけばいいのだろうか――? !
29歳の中国ネットウォッチャーが語る、体験的独裁者入門!
悪の親玉としてイメージされがちな「独裁者」たちは、若い頃にいかなる知識や価値観、思想などの「教養」を得て、それをどう国家支配に反映させたのか、それらを考察したのがこの本だ。これを読めば、自由で平和な資本主義国・日本にいては理解しづらい、国家社会主義や共産主義、民族主義なども「わかる」ようになるはずだ。だが、堅苦しい本にはしたくない。そこで筆者は、独裁者がいる社会を等身大で体験するため、中国雲南省奥地の「秘境」に足を踏み入れた。なんとそこにはアヘンを資金源とする「アヘン軍閥」と「鮑有祥」(バオヨウシャン)という謎の独裁者が割拠していて......。独裁者の姿から人生の成功を考える「革命の書」、ここに登場!
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