星海社新書は、知的好奇心を満たすだけでなく、次世代を担う若い世代が、自らの力で未来を切り開いていくための「武器」としても使える知のかたちを、シリーズとして本にまとめていきます。
「ラノベ」も「文学」も、キャラクター小説である
「人は何故、小説家になりたいのか」「スニーカー文庫のカバーイラストは何故、アニメ絵か」「『オリジナリティが欠けている』とはどういうことか」……。全十二講に及ぶ挑発的な「ラノベ」=「キャラクター小説」の「作り方」を通じて、ゼロ年代の「文学」の可能性を追求した不滅の文学入門書、星海社新書に登場。補講「もう一度、キャラクターとは何かを考える」を書き下ろし。
ソーシャルデザイン、つぎはあなたの順番です!
こんにちは、鈴木菜央です。僕は仲間と共に、「ほしい未来は、つくろう。」というテーマでウェブマガジン「グリーンズ」を創刊し、毎日楽しく運営しています!
グリーンズでは、課題だらけの社会を前に、自分のペースで「ほしい未来」をつくろうとしている人たちを紹介しています。最近ではソーシャルデザインという言い方もしますが、ここで重要なのは、社会や未来をどうするかという前に、自分がどういう人生を送りたいのか、具体的に描くことです。本書では、僕自身がどんな人生を送り、グリーンズやソーシャルデザインという道を歩み始めたのか、その苦悩や挫折や喜びも含めて語っていきたい。そうすることで、誰にだって「ほしい未来」を自分の手でつくり出せるということを伝えていきたいのです!
なぜ人は物語るのか
オリジナルのカードや方程式を使ったユニークなプロットやキャラクターの作り方を通じて、 あなたの「物語る力」を再発見し、リハビリし、発達させるトレーニングとなる全六講義に補講を書き下ろし。徹底して実用的な物語入門書の形をかりながら、 「なぜ人は物語るのか」という問題を根本から考え直すためにかかれた批評書、待望の復刊。
勝利の大切さはすべて麻雀が教えてくれた
歌舞伎町の雀荘メンバー時代から「無敵のストリートファイター」と怖れられ、プロ入り後も猛烈な勢いで昇段し続ける新進気鋭の雀士・佐々木寿人。他の競技よりも不確定要素が多い麻雀で、なぜ彼はこれだけ「勝ち続けられる」のか? そして守りに入れば勝てる状況においても、なぜあえて「攻め続ける」のか? その根っこには独自の確固たる信念と哲学があった。「即断即決せよ」「どんな状況でも先に攻めよ」「感情を廃して淡々と打て」――。本書は著者が「勝つことの大切さ」「勝つための考え方」について、麻雀を通じて徹底的に論じた初の著書である。麻雀で勝ちたい者のみならず、混迷の時代を生きる現代人へのメッセージでもある。
国立西洋美術館の「常設展」には、西洋絵画のすべてが詰まっている!
「本日は、西洋絵画の全体像をたったの2時間で丸ごと〝体験〞して頂くために、あなたを芸術の杜・上野へとお連れしました」落ち着いた低い声で私をエスコートしてくれるアートコンシェルジュの彼と共に、上野の国立西洋美術館を訪れた私。じつは一年中展示されている、ここの「常設展」を観てまわれば、西洋絵画の歴史的な流れや、個々の作品の意義、そして美術の本質がひと通り理解できるようになるという。それはすごい! 期間限定の企画展に行っては、目玉となる名作を観るだけで満足し、「わかったつもり」になっていた私には、願ったりかなったりだ。いったいここで、どんなアート体験ができるのだろうか?「さあ館内に入りましょう。めくるめく世界が広がっていますよ」
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