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HOME > ジセダイ編集部 > エディターズダイアリー > その時、部長は「きちんとサボれ」とぼくらを恫喝した

エディターズダイアリー

その時、部長は「きちんとサボれ」とぼくらを恫喝した

今井雄紀
2015年02月02日 更新

社会人1年目、リクルートで営業をしているとき、
部長がすっごい怖い人だったのです。 
で、その部長主催の「ストレスマネジメント」研修というのがあって、
開口一番「お前ら、きちんとサボれよ!」 と
恫喝(笑)されたのをよく覚えています。

社会人7年目になって、
「ちゃんとサボる」ってすごく大事なことなんだと身にしみます。
ずっと全力疾走してると疲れて、止まってしまうんですよね。
サボりながらでもいいから、とにかく前に進み続けることが大事で……。

新人時代、部長の言いつけを守って、
きちんと空アポ(実際は存在しないアポイントメント) を入れてサボり、
「アポが長引きました」と言ってしっかりとスタバでサボっていたぼくは、
とっても営業成績がよかったです。
※同期に「今井がもっとも輝いていた期間。短命だった」と揶揄されている時期

ただ、そういったセコい「サボり」はマラソンの給水のようなもので、
自走の手助けにはなるものの、根本的なストレスの解消にはなりませんでした。
金曜日のおいしいビールも、土日の長時間睡眠も同様です。

結局、仕事のストレスを霧散させてくれるのは、
大きな金額の受注だったり、
上司からの「よくやったな」だったり、
お客さんからの「ありがとう」でした。

仕事のストレスは仕事でしか返せない。

新人の早い時期にそう実感できたことは、ありがたかったなと思います。
世はそれを、「社畜」と笑うのかもしれないけど。

みなさん、今週もうまく給水しながらがんばりましょう。
遠くに行くためには、きちんとした「サボり」が必要です。

『内定童貞』校了週のぼくは、週末まで全力疾走ですが……!
(〝休憩なし〟が、必要な時もある) 

エディターズダイアリー

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