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HOME > ジセダイ編集部 > エディターズダイアリー > 『百合のリアル』がリアルになってきた

エディターズダイアリー

『百合のリアル』がリアルになってきた

今井雄紀
2013年10月26日 更新

初の主担当新書、牧村朝子『百合のリアル』。
校了まで10日を切ってしまいました。

星海社合流して15ヶ月、副担当をさせてもらった本はいくつもあり、
そのどれもが、すばらしい経験だったのですが、主担当はわけが違いますね。
ガイド付きで登ってた山にひとりで挑む感じです。

なんどもこの「校了」という山に登っている周囲の人に状況を話すと、
「この時間で7合目まで来てるから問題ないペースだよ」みたいなことを言ってくれるのですが、
テッペンがまるで見えないので信用出来ないというか信用しようがないというか……。

「そ、そりゃみなさんからしたらそうかも知れませんけどどどどど、ぼ、ぼ、僕ははじめてなんですから! ああ、うあああああ!」
という気分で。

 このどう見てもすごい牧村さんの才能を、ちゃんと引き出せているんだろうか……。
 この帯で、このキャッチで、きちんと読者におもしろさが伝わるだろうか……。
 書店員さんに自信をもって進めてもらえる内容になっているんだろうか……。
 「同性愛」というデリケートなテーマを扱うに相応しい覚悟と心構えがちゃんと自分の中にあるだろうか……。

何をどこまでやれば終わりなのかわからないので、
もうとにかく毎晩不安で不安で、7時間ぐらい寝てしまいます。
(どんな状況でも寝れる無神経さは僕の武器です)

ただ、お手伝いさせてもらった本がもうすぐ世に出るんだというワクワクもまた格別なものがあり、
星海社に入って一番苦しく、同時にもっとも楽しい時間が流れているなと感じています。

いやー、「世に問う」っていうのはほんとにしびれる行為ですね。
編集者が編集者やめられないの、ちょっとわかってきた気がします。

がんばります。

アシスタントエディター

今井雄紀

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今井雄紀

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86年生まれ(早生まれ)。滋賀生まれ滋賀育ち。大学では、京都でロックのイベントをしつつ、マネジメントについてまじめに勉強。就職を機に上京し、新卒でリクルートメディアコミュニケーションズに入社。営業→ディレクターを経験した。「Webと紙の書籍、イベントを組み合わせた新しい出版事業をつくる」という志に共感し、2012年5月、星海社に合流。主な担当企画に『アニメを仕事に!』、『声優魂』、『キャバ嬢の社会学』、『夢、死ね!』、『内定童貞』、『百合のリアル』、『あなたのプレゼンに「まくら」はあるか?』、『サマる技術』など。都内は自転車で移動。好きなチェーン店はコメダとねぎし。尊敬する人物は、小谷正一。

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