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エディターズダイアリー

Googleがつける内申点〜俺の検索結果を越えてゆけ〜

今井雄紀
2014年07月24日 更新



『俺の屍を越えてゆけ』という、「ある一族の系図」がテーマのゲームがあります。

この、ちょっとぐっとくるCMのやつです。

 

 

この名作の「2」が先日発売になりまして、最近ちょこちょこプレイしてるんですが、

その最中に「僕らの子孫は、祖先である僕らのことをググるかもしれない」ということに気づき、

ちょっと楽しみで、ちょっとおそろしくなりました。

 

学校の授業で、

「今日は、みんなのひいおじいちゃんの名まえをけんさくしてみましょう」なんて課題が

出る日が来る気がするんです。

 

それきっかけでひ孫がいじめられるかもしれない、

あるいは、一目置かれるようになるかもしれないと思うと、

ソーシャルでの一挙手一投足にも気合が入ります。

 

どうせなら「うちのご先祖、こんなにすごかったんだ〜」と思われたいし、

 それこそひどいものが出てくるぐらいなら、何も表示されない方がましじゃないかと思います。

 

Googleが出来て、世界のサーバ容量がほぼ“無限”となったいま、

あらゆる事象は記録され、アーカイブされていきます。

 

いいことも悪いことも、少しでも目立ってしまうとすべてが保存され、

それが事実であるかどうかとは関係なく、未来永劫、残存してしまうのです。

 

内申点をずっと付けられているような、そんな気すらします。

気にした方がいいけど、気にしてたら何もできないもので、

ちょっとうまいことやれば、ある程度コントロールできてしまうもの。

そして、ひとつの傷が、いつまでも尾を引いてしまうもの……。

 

できるだけ綺麗な内申点のまま、生涯を終えたいもんだなーと思います。

 

> 子孫へ

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