アシスタントエディター石川です。
星海社新書4月刊は、
の3冊。
僕は、『下水道映画を探検する』『「表現の自由」の守り方』の2冊ではメイン担当、『二階の住人とその時代』では副担当と、幸い3冊すべてに携わることができました。
そして前2冊は、自身が初のメイン担当を務めた新書、もっというと星海社に合流して初のメイン担当作です。
ほぼ新書制作の経験もないなか、一挙に2冊+1冊を担当するという“暴挙”……。
それはもう会社内外に屍の山を築き上げながらなんとかたどり着いた校了・発売でした。
発売から2週間ほど。
おかげさまでどの本にもご好評の声をお寄せいただいていて、ありがたい限りです。
そんな4月刊ラインナップ、あらためてご紹介したいと思います!
『二階の住人とその時代 転形期のサブカルチャー私史』は、1980年代の「二階」=徳間書店『アニメージュ』編集部を中心とした「おたく」文化史料です。
正直言って、「おたく」文化に興味のあるすべての人必読の書です。
ぶ、分厚い……。
3月刊の『「おたく」の精神史』と表裏をなす一冊(ちなみに同ページ数)でもありますので、併せてぜひ!
『下水道映画を探検する』は、日本で唯一の下水道専門誌『月刊下水道』の人気連載「スクリーンに映った下水道」をまとめたもの。
古今東西の映画に登場する下水道シーンを集成・解説した、まさに空前にして絶後の書です。
下水管の暗がりをイメージした、星海社新書初の真っ黒なカバー(三方も黒!)に仕上げました。
『「表現の自由」の守り方』は、マンガ・アニメ・ゲームの表現の自由といったら右に出るもののいない、参議院議員・山田太郎氏が、永田町の現場で成し遂げてきたことを語り、この問題の論点をも浮かび上がらせてしまおうという一冊です。
対談にもご登場いただいている赤松健さんの推薦文が激烈です。
以上3冊です。
もうお手にとっていただいた方、ありがとうございます。
まだの方、ぜひどうぞ!!!!!
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