こんにちは。星海社のアシエディ林です。
みなさん、筋肉はお好きですか? 私は大好きです。
筋肉は見た目がかっこいい!
しかし筋肉の真の魅力は、それだけではないのです。
最近ネットで話題のマッチョ社長Testosteroneさんは、自身の著書『スーツに効く筋トレ』(星海社新書)のなかでこのように提言されています。
スクワットのしゃがむ深さが深ければ深いほど、その人は誠実だ。
トレーニング後半の追い込みが激しければ激しいほど根性のある人だ。
トレーニングのバリエーションが多いのは勤勉な人だ。
「成功」と「筋トレ」は分かちがたいものであり、「筋トレ」は成功者たちの共通言語にもなりえるのだ。(『スーツに効く筋トレ』より引用)
はたしてこの言葉は真実なのか?
非マッチョである私たちには、Testosteroneさんの言葉が真実なのか虚言なのかを判断することはできません......。
そこで、本日はマッスルな方々に「筋トレのポジティブ効果」についてお伺いしたいと思います。
ご登場いただくのはこのおふたり!
レディビアード @Ladybeard_Japan
人気沸騰中のヒゲ女装×JPOP×メタルコアのスーパーパフォーマー。
Testosterone @badassceo
新刊『スーツに効く筋トレ』が好評発売中。
海外在住のため、本日はSkype対談です!
真の筋肉の魅力をワカっていない僕たちに、筋肉哲学(マッスグ)を教えてください!
ーおふたりは初対面ですよね。レディビアードさんの第一印象を教えていただけますか?
Testosterone(以下T):最初にレディビアードさんのことを聞いたときは、「???」でしたよね。白人×髭×女装×かわいいxハードコア×筋肉? ちょっと意味わかんないみたいな(笑)。でも動画を見た瞬間に「めっちゃかわいいな」と思えてきて......気づけばファンになってました。それが僕のファーストインプレッションです。
レディビアード(以下レ):ワァオ、ありがとう♥
T:女装×ひげ×かわいいx筋肉というミックスしようのないものを体現していて本当に素晴らしい。僕のセオリーに「自分という存在を心の底から好きになることができれば、そのオーラは人に伝わって愛される存在になる」というのがあるのですが、レディビアードさんはそれを高いレベルで実現されている方だと思いました。
T:自分の存在を人に定義させない、自分で自分を認め自分色全快で生きる事は簡単ではないんです。でもビアちゃんはそれを人種、国籍、性別とか様々な壁をぶち破って体現してる。尊敬してしまいます。でもビアちゃんみたいに奇抜なことをやっていると、批判してくる人もいるんじゃないですか?
レ:ワタシのコンセプトだけを聞くと引いちゃう人も多いです。実際にワタシを見た人はもっと混乱するんじゃないかな(笑)。実物はもっとインパクトがあるからね!
T:っていうか、レディビアードさんの肉体を見たら、もう誰も文句言えないですよね(笑)。筋肉はやっぱり偉大だ。でもビアちゃんの魅力は筋肉以上に「自分オリジナルを貫くスタイル」にあると思います。かっこいいです!
レ:ところで、Testosteroneさんは中国語も話せるんだってね! 我也会汉语,我以前在中国工作ベラベラベラ...(突然始まる中国語会話)。
T:是吗!你真厉害啊!!有机会我们一起吃中国菜!!ベラベラ......。
ー日本語と英語だけじゃなくて中国までしゃべれるんですか! ふたりが高性能マッチョなのか、それともマッチョだから高性能なのか......!? ちょっとちょっと、日本語で話してくださいよ~!
レ:HAHAHA、インタビューに戻らなきゃだね! Testosteroneさんはアジアで働いていて、そんな大きい身体の日本人だと、変な目でみられない?
Testosteroneさんのボディ。キレキレです。
T:特に何も感じないです。ただ商談する時は、僕の意見は通りやすいですね! 男性は心のどこかで強い奴が好きなんですよ。これは間違いない。
ーなるほど......『グラップラー刃牙』で範馬裕次郎が米国大統領を従えることができた理由が、今ワカった気がします!
T:僕の場合、デカいだけじゃなくて格闘技をしていたことをみんな知っているので、更に意見が通りやすいです(笑)。昔はUFCのトッププロ選手と一緒に鍛えてました!
レ:え~本当に!? すごーい!!
T:プロのアスリートは常に「俺より頑張っているライバルが地球上に存在するのは許せない」という、燃え上がるような心持ちで毎日を生きてるんですよ。高校生の時にアメリカに留学して、大学時代にトップアスリートたちと一緒にトレーニングしていてその姿勢を学びました。
レ:ワァオ、留学したときはいじめとかなかった?
T:周りは白人ばかりだったので、少なからず奇異の目で見られることはありました。ただ、そういった差別から抜け出す一番の道は、逃げることじゃなくて身体を鍛えることでした。
ー身体を鍛えた結果、なめられなくなったということでしょうか?
T:勿論それもありますが、何よりも、スポーツをする人は差別しないんです。頑張ってる人をちゃんと評価するというか、もっとコアな部分を見てくれるんです。特にウエイトルームや格闘技の道場では、重いもの挙げた奴が、戦って強い奴が絶対正義なんです(笑)。
レ:Testosteroneの成功の秘訣は、格闘技経験にあるみたいだね。筋トレ最大のポイントは、"discipline"(自分を律する力)と、"focus"(決めるときは決める集中力)が手に入ることだとワタシも考えています。ワタシの経験上、仕事以外で筋トレをしている人は明らかに仕事の質が高いと感じることが多いです。
ーすごい! レディビアードさんも『スーツに効く筋トレ』に書いてあることと同じ体験をしているんですね。鍛えている人にとって、「筋トレ=仕事でも成功する」は常識であると。
レ:ワタシは日本語が読めないから、Testosteroneさんの新書すべてを読んだわけではないのだけど、タイトルの『スーツに効く筋トレ』ってすごいいいコンセプトだよね! まずはどこの筋肉を鍛えたらいいと思う?
T:スーツに限っていえば、背中ですね。胸囲を広げようとして胸の筋肉を鍛えることは皆さんするのですが、胸囲って胸筋だけじゃなくて広背筋も大きく関与してまして、背中のトレーニングもすると倍速で胸囲は広がっていきます。でも本当にサクセスしたビジネスマンを見分けるには、脚の筋肉を見るべき!
レ:なるほどね、とってもよくわかるよ!
ーなんで脚なんですか?
レ:脚は相当努力しないと太くならないんだよ。時間と努力がとっても必要!
T:ダラダラとジムに通っていては、脚に筋肉は絶対につきません。画性に長け、実行力のあるタフな人間のみが脚を太くできるのです。だから僕は、スクワットのしゃがむ深さが深ければ深いほど、その人は誠実だと思うんですよ。ジムは嘘をつけない場所だから。
この後も2人の熱い筋肉対談は続く......
後半戦の公開は2月3日を予定しております。お楽しみに!
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