ロックダウン......外出制限......人の移動が激減した後で
アフターコロナの世界はどう変わるのか!?
経済の大転換点を、人類7万年の歴史から予見する!
コロナ禍でロックダウンや外出制限が日常となり、人の移動が激減した世界。それは、時にはパンデミックと戦いながら、人の移動が加速することで経済や文化を発展させてきた人類史の中で、決定的なターニングポイントだった。人類の出アフリカから大航海時代、21世紀のグローバリゼーションまで、人々が移動し交易することで世界がどう変わったのかを振り返り、リモート時代の意味を人類史の流れから捉え直す、アフターコロナの「命」と「経済」のジレンマを考える上で必読の一冊!
玉木俊明
玉木俊明
経済史学者
1964年生まれ。1993年同志社大学大学院文化史学専攻博士後期課程単位取得退学ののち、2009年「北方ヨーロッパの商業と経済 1550-1815年」で大阪大学文学博士。現在は京都産業大学経済学部教授。専門は近代ヨーロッパ経済史で、独自の資本主義論をもとにした一般向けの歴史書を多数刊行している。著書に『近代ヨーロッパの誕生』(講談社選書メチエ)、『ヨーロッパ覇権史』(ちくま新書)、『〈情報〉帝国の興亡』(講談社現代新書)、『ダイヤモンド 欲望の世界史』(日本経済新聞出版社)など多数、訳書にヤコブ・アッサ『過剰な金融社会::GDPの計算は正しいのか』(知泉書館)など。
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