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エディターズダイアリー

エーヤワディ川の夕暮れ またミャンマーに行ってきた その3

平林緑萌
2015年12月12日 更新

小舟をチャーター

 海外の遺跡なんかがある街(特に田舎)に行くと、サンライズ&サンセットが見物とされることが多い。他に売り物がないというのもあるんだろうけど、まあ割と悪くない。他にすることもないし。
 とはいえ、流石に日の出前に起きるのは辛い。寝るなと言うのか……という感じだ。
 そんなわけで、小生はサンセットの専門家……ではないが、見るのは大体夕暮れのほうになるというわけだ。
 事前情報では、いくつかいい感じで夕暮れが臨めるパゴダがあるということだったのだが、昼飯のミャンマーカレー(油でギトギトである)を食べつつガイド氏に聞くと、「白人で溢れかえっていて場所取りも大変だし、今はあんまり雰囲気ある感じじゃないよ?」という事だった。
 また、「サンセットを見たいんだったら、船を借りてエーヤワディー川に出るのがいいと思うで」とも。
 確かにインドネシア(ボロブドゥール)でも似たようなことがあったな……。なんとなく、どんな状態か想像がつくが、確かにムードはあまりないかもしれない。
 あと、パゴダにはすでに満腹気味である。
 そんなわけで、N氏と共に小舟をチャーターすることにする。
 ガイド氏が手早く電話して船を押さえてくれた。なんでも、オーナーがいて、一人で何隻も小舟を所有しているらしい。

昼飯のミャンマーカレー。とにかく油がすごい。
ガイド氏が「明日はスペシャル・ランチやで!」と言うから期待してたら、翌日もカレー屋だった。
なお、二日目の店のほうが、格段に蠅が多かった。スペシャル……。

 

テーブルの下でおこぼれを待つ猫。

流されながら夕陽を見る

 船着き場に行くと、岸には多くの小舟がひしめいている。いずれも木造の、外海に出るのは憚られる感じのものだ。
 緩やかな大河でよかった。まあ、北朝鮮なんかだと、こんな感じの船で日本海に出てるけど。
 中には漁船や砂利船らしいものもあるが、他にも結構な数の小舟が我々みたいな観光客を乗せている(日本人を乗せているのも他に一組だけあったが、大抵は白人が客)。
 船は上流にむかってどんどん進み、中州のあたりにいた水上生活者の集団を追い越していく。しばらく進んだところでエンジンを止め、お茶を飲み、お茶請けを食べながら夕陽が沈んでいくのを眺めるという寸法だ。
 船上は風もあって涼しい。あと、タマリンドの果実の種を抜いて平べったく潰したお茶請けが美味い。

先を歩くガイド氏。エーヤワディー川の砂は粒子が細かい。

 

川を遡る。

 

タマリンドの実を平べったく潰したお菓子。酸味と甘みの具合がちょうどいい。

 

ナイスサンセットやね……。

 

そして日は落ちて……。

 

夕焼けめちゃ綺麗やん……。


 ビューティフルサンセットを眺め、気がついたら小舟は船着き場近くに戻ってきていた。要するに、流される分だけ上流に遡っていたわけである。
 そんなわけで、バガン1日目の観光はおしまい。ホテル近くで飯を食い、ちょっとだけ仕事をして就寝。

ミャンマーネームが役に立った

 今回の旅行中、前回つけてもらった「Nyinyi」というミャンマーネームを名乗ることにしていた。
 というのも、彼らと我々は、お互いに名前が発音しにくいのである。アルファベットで書いて渡しても、四苦八苦されるだけである。
 なので、「俺はミャンマーの友人に、Nyinyiって名前をもらったんだ。だから俺のことはNyinyiと呼んでくれ」と最初に言うようにした。
 結果的に、それで割と距離が縮まって離しやすかったように思う。
 なお、僕にその名前をくれたのは17歳の女の子(この間結婚したらしい)なのだが、ガイド氏曰く「Nyinyi」は、弟の愛称なのだという……。

前回一緒に行ったこの人のミャンマーネームは「ジョジョ」。発音的には「ジョッジョー」が近いか。

エディター

平林緑萌

雑誌、小説、ノンフィクション……釣り竿片手になんでも作る!

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星海社エディター。
1982年奈良県生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士前期課程修了。書店勤務・版元営業を経て編集者に。2010年7月、星海社に合流。歴史と古典に学ぶ保守派。趣味は釣りと料理。忙しいと釣りに行けないので、深夜に寂しく包丁を研いでいる。

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