読みにくい文章を書く人の特徴、とでもいうべきものがいくつかある。
① 省略してはいけないものを省略している
② 主述転倒がやたらに多い
③ 誤字脱字や表記揺れが多い
④ 繰り返しが多い
⑤ 似た表現が頻出する
⑥ 句読点が極端に少ない
⑦ 本来句点で区切るべきところを読点で代用している
ざっと思いつくのはこんなものでしょうか。
たいていの「読みにくさ」はこれらのうちのいくつかが複合している。
たとえば、「句点の代わりに読点が用いられているため、読点の前後で文意が通じず、しかも初出の主語が省略されているため、何がどうなっているか分からない」など。
まず、小学校の作文の授業を思い出して、一文一文簡潔に、主目動の順番で几帳面に並べた文章を書いてみるとよいと思う。
そして、先生に提出する前にはしっかり見直すこと。
案外、こういった基本的なことが不得手な人も多い。
長い文章を書いて人に見せる前に、基本ができているかどうか、一度見直すとよいのではないでしょうか。
また、傍点やルビの振りすぎ、エクスクラメーションマーク、クエスチョンマークあとの一角アキの抜け、三点リーダと中黒の混同なども、地味に読み味を悪くします。
併せてこのあたりもチェックしてみるといいかもしれませんね。
※週末にこのイベントに出ますので、ご興味のある方は是非。
※この文章はFacebookに友人限定で公開したものです。「俺に向けて書いているのかと思った」という反響が多数寄せられたため、一部改訂してブログにも掲載するものです。
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