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HOME > ジセダイ編集部 > エディターズダイアリー > かもめブックス潜入記① 

エディターズダイアリー

かもめブックス潜入記① 

平林緑萌
2014年10月30日 更新

俺、最初は書店員やってん……


 こんばんは、星海社の平林です。

 いきなり自分の話で恐縮なんですが、僕、書籍編集の前は雑誌編集でした。
 その前は、版元営業で書店さんを行脚する日々を送っていまして、更にその前、出版業界に入った一番最初は書店員だったんです。

 そんなわけで、書店……なかでも現場には、すごく愛着があります。
 棚作りと編集って、実はかなり近い理屈だったりするので、書店時代に学んだ技術が、今でもしっかり役立っていたりもします。


書店をやるですと!

 現在、僕が書籍編集者としてお世話になりまくっている取引先に、鴎来堂さんという会社があります。

 こちらの鴎来堂さん、校閲会社さんなんですよ。
 校閲さんと言えば、原稿の誤字脱字や事実確認などを担当する、出版業界にかかせない裏方ですな。

 が、そのお鴎来堂さんがなんとこのたび、神楽坂で「かもめブックス」なる書店をはじめられる(廃業する書店さんの跡地で開店)とのこと。
 一報を聞いて、書店大好き人間であるところの僕は、早速社長の柳下さんに電話をかけました。

 平林「どうも、こんばんは」
 柳下「こんばんは。平林さん、今日も悪そうな声ですね!」
 平林「わはは、任せて下さい! ……ところで、このあとゲラをお持ちするついでに、かもめブックスさんの店内を見せて貰えませんか?」
 柳下「いいですよ〜」





これが柳下さん(をモデルにしたマスコットキャラ)

 とかなんとかいうやり取りがありまして、夜のかもめブックス(内装工事前)に潜入ですぞ!

夜のかもめブックス(before)

 訪問した日は、丁度内覧会の日だったそうで、チョークで壁や床には色々と書いてあります。



店内は奥行きがあります。


楽しそうに案内してくれる柳下さん。



というわけで、ここにどんな内装が施され、どんな什器が入るのか楽しみですね!

かもめブックスに期待すること

 鴎来堂さんとは、もう4年ほどお仕事させていただいています。社長の柳下さんとは個人的にも仲よくさせてもいただいています。

 なので、このエントリでは、まだ見ぬかもめブックスを爆アゲして終わろうかな、と最初は考えていました。
 そんで、今度柳下さんから一杯おごってもらおう……とか。
 でも、真剣かつ楽しそうな柳下さんの表情を思い出すうちに、考えが変わりました。

 実に個人的に、かもめブックスに期待することを書いて、締めとしたいと思います。

 それは「楽しい書店を作ってほしい」ということです。

 これ、すごく月並みな言葉ですが、個人的には今必要なんじゃないかな、と思うわけです。
 僕が出版業界に入った10年ほど前、既に「出版不況」「斜陽産業」と盛んに言われていました。
 現在の状況は、当時よりももちろん厳しいものです。
 本が好きで仕事をしているはずなのに、苦しそうな人も時折見かけます(幸い、僕は毎日とっても楽しいですが)。

 そんな、出版業界の苦しさを微塵も感じさせない、入店するだけで別世界が広がるような楽しい書店を作ってほしい。
 一般のお客さんが「なにこの書店、超楽しい!」ってなるような、出版人が行けば「やっぱり出版業は最高だぜ!」ってなるような、そんな書店ができ上がることを、坂の下の音羽から期待しつつ、見守っています……。



 いや、実は見守るだけじゃなくて、ちょこっとお手伝いしているんですが。
 というわけで、このエントリ、たぶん続きます。

エディター

平林緑萌

雑誌、小説、ノンフィクション……釣り竿片手になんでも作る!

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星海社エディター。
1982年奈良県生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士前期課程修了。書店勤務・版元営業を経て編集者に。2010年7月、星海社に合流。歴史と古典に学ぶ保守派。趣味は釣りと料理。忙しいと釣りに行けないので、深夜に寂しく包丁を研いでいる。

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