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HOME > ジセダイ編集部 > エディターズダイアリー > 友達に「え、なんで世界史やらないの!?」と言いたくなる本/『なぜ、指揮官は馬に乗るのか? 組織で悩むアナタのための世界史 世界史専門・ゆげ塾の実況シリーズ』

エディターズダイアリー

友達に「え、なんで世界史やらないの!?」と言いたくなる本/『なぜ、指揮官は馬に乗るのか? 組織で悩むアナタのための世界史 世界史専門・ゆげ塾の実況シリーズ』

櫻井理沙
2018年03月30日 更新

世界史専門塾!?

みなさん、池袋にある受験世界史専門塾「ゆげ塾」をご存じですか?

世界史専門!?
とびっくりされた方もいるのではないかと思います。

大学受験で重要視される科目と言えば英語や数学。
世界史って、そんなに大事な科目じゃなかったはず......?
しかし、ゆげ塾の実績は、

塾生の 9 割がセンター 9 割を獲得、半数以上が国立早慶上智に進学。

!!??

世界史をちゃんと学ぶと、大学受験に有利!?
なんでや......なんでや......。

アナタが悩んでいることは、過去に誰かが悩んでいたこと!

歴史をきちんと学ぶと、
過去の人類の「成功」や「失敗」を学べます。
そして、人間の悩みの根っこは、いつもだいたい同じ。
ギモン・理不尽の正体は、歴史のなかにあるのです。

「どうして黙ってコツコツやってるオレより、
無駄話ばっかりしてるアイツのほうが評価されるんだ?」
 →無駄話の合間に、大事な話や取り決めがされていた!

「あの上司、どうしてあんなやり方を得意気にみんなに勧めるんだろう?」
 →過去の成功体験から抜け出せていない!

つまり、「今、この社会がどうやって成り立っているのか」がわかる。
すると、「今、自分がやらなければならないこと」もわかる。

アナタが高校生なら、
自分の将来のためにまず受験勉強をがんばったほうがいい。
アナタが大学生や社会人なら、
どんな問題にも必ず「前例」と「傾向と対策」があるのだから、それを学べばいい。

ゆげ塾塾長ゆげひろのぶ先生が、ビシッと答えます!!

人間は集団で生活するものです。
人数が多ければ多いほど、色々なことができる反面、摩擦も生じやすくなります。
学校でも、会社でも、ママ友でも、同じ。
みんな、何かしら「組織」に悩みを感じている。


問1 なぜ、組織は不公平な処分を許すのか?
問2 なぜ、組織は老害を生んでしまうのか?
問3 なぜ、組織には階級の流動性が必要なのか?
問4 なぜ、敵対組織のトップを討ちとってはいけないのか?
問5 なぜ、組織の情報共有は進まないのか?
問6 なぜ、専門家に組織の判断を任せてはいけないのか?
問7 なぜ、組織は技術の前に跪くのか?


こんな問題に、ゆげ先生と一緒に「世界史的」に取り組んでみませんか?

第二次世界大戦のリーダーたち

本書のタイトルでもある、
「なぜ、指揮官は馬に乗るのか?」
について、皆さんはどう考えますか?


戦場に一番に駆けつけるため?
馬の数に限りがあるから偉い人にしか支給できなかった?
単純にかっこいいから?


違います!
答えは、危なくなったらまっさきに逃げるため
えええーーーーーっと思いますが、どういうことでしょう?

第1章では、組織の中の「リーダー」についてこんな分析をしています。


第二次世界大戦中、旧日本海軍には、
艦長(=リーダー)は艦と運命をともにする
という原則がありました。

一方アメリカ軍は、「将校の温存」を重視しました。

緒戦のフィリピン防衛作戦の際、アメリカの敗北が色濃くなると、
司令官マッカーサーは大統領の命令に従い、
10万の兵士を置き去りにしてフォリピンから脱出しました。

「卑怯者!」
と叫びたくなりますが、この判断は間違っていませんでした。

なぜなら、「万卒は得易く、一将は得難し」だから。

軍隊を指揮できる将校の育成には、コストも時間もかかります。
敗北するたびに指揮官を失っていたら、育成が間に合わないのです。
それに、敗北はときに勝利以上の経験値をもたらします。

敗戦間際の旧日本軍には、
経験豊富な指揮官は残っていませんでした。
みんな、死んでしまったのです......。


兵や艦と運命をともにするという美学よりも、
「人材の選抜・育成コスト」を優先したアメリカ軍が勝利したのです。

わかりやすさの秘訣は、「3行ルール」

((でも、歴史の本って、読んでると眠くなるんだよな〜〜))

わかる!
わかります!!

最近の「歴史ブーム」にのって、書店には歴史関係の本がズラリ。
おもしろそうだと思って読み始めたはいいものの......

悪魔的睡魔! 圧倒的敗北!!

教科書でも、伝記でも、
どうしても最後まで読み通せないというそこのアナタには、
ゆげひろのぶ先生の提唱する「3行ルール」がピッタリ!

百聞は一見にしかず!!


yuge01.png

悪魔的わかりやすさ! 圧倒的理解!!

本文が、ほぼ3行ずつのカタマリになっているので、
リズミカルに読み進めることができるのです。

原則的に、
左ページが本文、右ページが関連コラム
という構成になっています。

コラムで楽しく寄り道しながら読んでもよし。
本文だけを先に読み進めてもよし。
パラパラと興味のあるところをつまみ食いしてもよし。

スキマ時間に世界史を勉強できる!
忙しい現代人にピッタリの1冊です。

エディターズダイアリー

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