今日は中経出版時代に
『魔法の速習法』を書いていただいた園善博さんと
お打ち合わせしてきました。
かつて勝間和代さんにも速読を教えられたことのある園さん。
今は速読のみならず、記憶法・勉強法の伝授にも力を入れられているそうです。
そんな園さんとお話していて盛り上がった企画がコチラ
『勉強したつもり』(仮)
です。
(似たようなタイトルの本が出ていますがたまたまです・笑)
先行き不透明な世の中で勉強はますます重要になってきています。
しかし、スクールに通っても、自宅で本を読んでみても
なかなか頭に入っていきませんし、いざというときに使えない、
そんな人は多いのではないでしょうか。
どんなに本を読んでも右から左へどんどん抜けていってしまう。
かく言う僕もその一人です。
つまり「勉強したつもり人間」になってしまっているのです。
そこで本企画では「勉強したつもり」から脱するための読書法・記憶法を園さんが披露。
時間をかけた分、きちんと頭に残るような究極の勉強法本を
つくりたいですね、というお話になりました。
ただ、
知識を頭に入れたから勉強したと言えるのか?
そういう議論もあるでしょう。
それもごもっともです。
もちろんただ知識を知っているだけでは意味がありません。
「知識=教養」ではまったくありません。
しかし現実問題として
知識が頭にストックされている人は評価が上がることも事実だと思います。
たとえば、演説や討論会でも
地頭が良くて適切な判断ができる人ならば支持されるとは限りません。
直感は正しいのかもしれませんが、
傍から見ると「ただ適当に話している」ようにしか見えないのです。
むしろ、何年に何が起きたとか、失業率は何%だとか、固有名詞がきちんと言えるとか、
そういう些細な数字や言葉を覚えていることが評価を上げることもあると思います。
突然ですが
国会議員の人数は何人か
ぱっと言えるでしょうか?
そんなのすぐ調べればいいだろ、というほうが頭がいいのかもしれませんが、
外から見ると、パッと言えたほうが「頭がよく見える」のです。
知識を詰め込むことは本来の勉強ではない。
しかし、知識を詰め込むことで頭がよく見られ、
結果的に意見を聞いてもらえ、仕事も人生もうまくいく、
ということはあると思います。
勉強とは何か、という議論はいろいろあると思いますが
「勉強したつもり」状態を脱して、きちんと目的を明確にして
地に足の着いた勉強をしていきたいものです。
※ちなみに本企画は打ち合わせで話しただけなので
実現するかどうかはわかりません。
動きがあれば追ってご報告いたします。
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