(なんだかつまんないこと書きますがお許しを。)
「書籍編集者もWebに力を入れなければ」なんてことを言われるようになりました。
でも、編集者がWebに力を入れるというのは、
もっと部屋にこもってジッとパソコンと向き合わないといけない
というわけではどうやらないようです。
むしろ逆で、どんどん外に出なきゃいけない。
外に出て得たものをWebという新しい場に合わせて「編集」する。
それができるのがこれからの編集者なのかな、なんてことを考えています。
器に合わせて料理を作り分けることができる人。
それが次世代の編集者なのかもしれません。
今までは紙という器だけに乗っけてれば良かったけど、Webという器もできた。
そこにはまた別の文法があるわけで。
ただ紙に乗っけていた料理を乗っければいいというわけではない。
Webに力を入れる、って、別に紙の本は力を抜けというわけではなくて
むしろWebに力を入れることで紙の本にもプラスの影響が出ることがある。
出ることがあるというか、そのほうが多い。
紙とWebを有機的に横断するような…そんな展開が出来れば面白いだろうなと思います。
「素敵な紙の本を作る」とか「カッチョいいWebページをつくる」
ということを目的にするのではなく、
そのコンテンツを通して実現したいことを、
紙とWeb(ときにイベント)という道具をうまく使って実現させる、ということ。
・・・なんとなくそんなことを考えていますが、まあ走りながら考えるしかないですね。
というか最近勉強不足を痛感しています。
もちろん「素人目線」は大事だと思うのですが
「いろいろと勉強した上での素人目線」と「ただの素人目線」ではやっぱり違う
できれば前者のスタンスで編集ができるような人になりたいですね。
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