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HOME > ジセダイ編集部 > エディターズダイアリー > 最強のタスク管理術、発見!

エディターズダイアリー

最強のタスク管理術、発見!

竹村俊介
2011年10月21日 更新

TODOしてますか?

タスク管理、どうしてますか?

 

GoogleTODOリスト? iPhoneアプリですか?

手帳? ほぼ日手帳? yPadですか?

 

そう。僕もいろいろ試してきました。

新しいアプリが出ては試し、新しい手帳が出れば試し。

しかし長続きはしなかった。

 

でも、やっといい方法が見つかったのです。

今日はそれをご紹介します。

(ガッカリしたとしても自己責任でお願いします。)

 

答えはこれです。

 

memo.jpg

 

え?

 

 

ただのメモ帳じゃないかって?

そう!

そうです!

 

た・だ・の・メ・モ・帳・に・タ・ス・ク・を・書・い・て

赤・で・消・し・て・い・く・だ・け

 

画期的でしょ?

 

まあいろいろ試してきました。

パソコンでやってみたり、iPhoneでやってみたり。

でもやはり一元化したほうがいいだろうということで「同期」をしてみたり。

でもやっぱりわずらわしい、続かなかったんです。

 

そこでもうこれは原点回帰だということで

メモ帳に今日やることをつらつらと書きだして

やった仕事から消していったんです。

 

すると、なんとも気持ちいい!

赤で消す作業が心地いい!

脳内で革命が起きました。

なんだ、答えはこんなにシンプルだったのか!

と。

 

 

この最強タスク管理は実にシンプル。

1:朝起きたら、今日やることをひとつずつ紙に書く

2:その仕事が終わったら赤で消していく

これだけ。

 

しかし、こんな単純なタスク管理術ですが奥が深いとぼくは思うのです。

なぜこの管理方法がいいのか?

 

まず、起動が0秒です。

iPhoneMacBookだって起動には数秒かかります。少なからず電気も必要。

でもメモ帳なら0秒です。

手に握っててもよし、手帳に挟んでもよし、机に貼ってもよし。

見たいときにいつでも見られる。これは素晴らしい。

 

そして、毎日「今日やる仕事を書く」という作業をします。

この作業により

「今日やることは何か」

「いまこの自分が一生に一度しかない今日をどう使うか」

を考えることができるのです。

この作業は、ただタスクを書きだすということではありません。

いまの自分の状態・立場などを考えながら、

このタイミングで何をすることがベストかを考える時間なのです。

いちいち手書きしなければならないじゃないかって?

いや、それがいいのです。

自分の手を動かして、紙に書きつける。

この経験こそが今日という日の重みを感じさせ、一日を充実したものへと導きます

 

さらには「できたことから赤で消す」という魅惑の作業があります。

「机の上の整理」でも、「ゴミを捨てに行く」でも、「友達に電話する」でもいい。

なるべく小さな作業をつらつらと並べて、やったら赤で消していくのです。

すると、あら不思議。

なんと気持ちのいい作業でしょう。

ただ赤で消すだけなのに、この達成感。この成功体験。

(茂木健一郎風に言うと)これが脳の前頭葉に刺激を与え、アドレナリンを生み出し、(たぶんそんな感じ)

次のタスクへと自らを勝手に動かしてくれるようになります。

いつの間にか、黒の文字を赤で消すことが目的になっていくかもしれません。

でも、それでもいいのです。

赤で消すことを目的にして動いているうちに、1日のやるべきことは終わっているでしょう。

 

書き出したら、

あとは仕事をして赤で消していくことに集中することが大切です。

いちいち立ち止まって、タスクを見直していては、一向に減って行きません。

やるべきことを見直すのは朝のメモ書きのときだけ。

もちろん1日の途中でやるべきことが急に増えたりもしますが

基本的には朝書きだして、1日の中で赤で消していく、というのがいいのです。

 

1日の終わりにはメモ帳を見返してみます。

すると消えていないタスクもある。

でもそこにフォーカスしてはいけません。

できたことにフォーカスする。

1日の中で「やれたこと」「達成したこと」を最確認するのです。

すると今日が充実した1日であったことに気づくでしょう。

 

人はついついできなかったことに目が行きがちでガッカリしてしまうのですが

そうではなくて、できたことをきちんと自分で評価して褒めてあげること。

これが、次の日もヤル気をもって仕事に向かうことのできる秘訣です。

 

いろいろ試してきた結果行き着いた最強のタスク管理。

どうですか? ガッカリしましたか?

エディターズダイアリー

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