信長の成功例で学ぶ、楽しくわかりやすい新感覚の会計学入門!
会計学の中でも、企業の収益性の分析などビジネスの即戦力たりうる知識を扱う分野「経営分析」。その経営分析を、誰もが知る織田信長の有名な成功エピソードに例えて楽しく、そしてわかりやすく解説しました。信長が桶狭間の戦いで圧倒的に巨大な今川軍に勝てたのは、弱小ながらも全軍を挙げて戦っていたからです。これを会計学的に解釈すると「利益率が高い」といえます。つまり、信長軍を現代に置き換えると、収益性があって将来有望なベンチャー企業であるのが経営分析でわかるのです。本書ではこのように、信長のエピソードで経営分析のエッセンスを紹介するとともに、発展して経営分析の基礎理論も一通り学べるようになっています。
西澤健次
西澤健次 会計学者
1959年京都生まれ。1983年学習院大学文学部卒業、1996年慶應義塾大学大学院商学研究科博士後期課程満期退学ののち、現在は北九州市立大学経済学部経営情報学科教授。著書に、記号論の観点から負債概念の刷新をはかった『負債認識論 新しい負債概念を求めて』(国元書房)、人口に膾炙したエンタメ作品をベースにして会計学の考え方の基本を解説した『「功名が辻」に学ぶヨメの会計学』(洋泉社)などがある。
Copyright © Star Seas Company All Rights Reserved.