ヴィジュアル系とは音楽ジャンルを表す言葉ではない!
日本のロックシーンは「ヴィジュアル系」を軸に発展してきた、と言い切ってしまっても大袈裟ではない。本書では90年代にヴィジュアル系がどう誕生して、多くの人になぜ受け入れられ、なぜ世界がうらやむほどの「ジャパンカルチャー」となったのか、その独自の発展をバンドの世界に留まらず、ファッション、漫画などさまざまな分野を通して辿っていく。さあ、その深淵の闇へ、共に堕ちてていこう!
はじめに
#1 ヴィジュアル系がカッコ悪かった頃
#2 ファッションで辿るヴィジュアル系黎明期
#3 音楽的要素で紐解くヴィジュアル系ロック
#4 サディスティカルでポジティヴなゴシックロック
#5 バクチク現象とヤンキーイズム
#6 東のX、西のCOLOR
#7 1993年「黒服系総洋楽化」インダストリアルな世界
#8 日本で生まれた独自のロック"ミクスチャーロック"
#9 ビーイングのJ-ROCKとBOØWYビートロック神話
#10 "布袋派 vs hide派"に始まった、シグネチャーギター物語
#11 hideとはいったい何者だったのか
#12 あの橋の上で逢いましょう~バンギャルクロニクル
#13 ヴィジュアル系四天王とヴィジュアル系世紀末
#14 ヴィジュアル系がカッコ悪くなくなった今
おわりに
巻末付録 バンドプロフィール
◉本書掲載アーティスト
BOØWY、BUCK-TICK、SOFT BALLET、D'ERLANGER、X JAPAN、hide、TOKYO YANKEES、LADIESROOM、ZI:KILL、LUNA SEA、GLAY、黒夢、L'Arc~en~Ciel、OPTIC NERVE、DIE IN CRIES、 THE MAD CAPSULE MARKETS、BLOODY IMITATION SOCIETY、COLOR、かまいたち、BY-SEXUAL、spAde、CRAZE、JUSTY-NASTY、STRAWBERRY FIELDS、SHAZNA、La'cryma Christi、MALICE MIZER、FANATIC◇CRISIS、Janne Da Arc、cali≠gari、PIERROT、DIR EN GREY、MUCC、蜉蝣、メリー、the Underneath など。
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