星海社新書は、知的好奇心を満たすだけでなく、次世代を担う若い世代が、自らの力で未来を切り開いていくための「武器」としても使える知のかたちを、シリーズとして本にまとめていきます。
庵野秀明・岩井俊二・新海誠へと至る新たな日本映画史を描く!
日本映画の黄金期はいつでしょうか? 従来の日本映画史では、映画が無声からトーキーへと移行し、溝口健二・小津安二郎らが活躍した三〇年代が「第一の黄金期」、映画が大衆娯楽の中心になり、黒澤明・溝口健二らが国際的な巨匠となった五〇年代が「第二の黄金期」とされてきました。しかし、それから半世紀以上が経ち、大ヒット日本映画が続々と登場している現在、日本映画史には新たな見方が求められています。本書では、庵野秀明・岩井俊二・新海誠らがメジャー化した二〇一〇年代を「第三の黄金期」とし、デジタル化やメディアミックス以降に到来した新しい映画文化の姿、その想像力へと至る日本映画の系譜を描き出します!
歴史を知れば、競馬は百倍面白くなる
なぜ東京競馬場は左回りなのか、かつて羽田に「日本一」の地方競馬場が存在した...。名実況で知られるアナウンサーの著者は、全国の競馬場跡を訪ね歩き、さまざまな文献をあたって、競馬の歴史をひもとく作業を続けてきた。本書では、横浜の洋式競馬発祥から戦時下の無観客競馬、ダービー初放送の舞台裏、各地の草競馬の記憶などについて改めて掘り起こしていく。その中には、正史に書かれなかった知られざる事実も! 過去の蹄跡をたどることは、競馬の背景にある豊かな馬と人の文化に触れることでもある。丹念な取材で見つけた、競馬史にまつわるあんな話、こんな話。目の前のレースがいっそう味わい深くなる一冊。
目次
第1章 2大競馬場のナゾと変遷
第2章 明治時代の競馬場跡を訪ねて
第3章 戦前戦中の競馬秘史
第4章 各地の競馬史をたどるぶらり旅
日記は書くこと、生きることの基本になる文章表現だ
日記は最も自由で基本的な文章だ。何を書いてもいいし、書くうちに自然と文章力がつく。そして日記は小説やエッセイ、評論などさまざまな創作に発展しうる。さらに日記を書く中で人は日常を見つめ直し、それまで気づかなかった自分の感情や世界の魅力も発見できる。そしてSNSで瞬時に文章を発信できるようになった現代、落ち着いてものごとを考えられるというメリットも日記にある。人の日記を読んだり読んでもらったりして、他者ともつながれる。つまり日記を書くと文章力もつくし、人間関係も広がるし、内面を見つめ直すこともできる----日記は人生を豊かにする。
ウェブ日記から文筆の道に進んだ著者が空前の日記ブームに贈る、待望の日記ガイド。
「英語の思考法」が学べる東大入試問題を堪能する
東大英語は「英語の思考法」を学ぶのに最適な題材です。東大はこれまでの入試問題を通じて、世界レベルのコミュニケーションに必要な英語とは何かを世に問いかけてきました。文法や語彙などの難易度もさることながら、センター試験(現在の共通テスト)より10年以上早くリスニングを試験問題に導入し、時には文学作品やマンガを英語で考えさせる問題を出すなど、東大は「英語をいかに使うか」を入試を通じて示してきたのです。そんな東大英語を徹底的に研究した東大卒講師が選りすぐった10問をもとに、英語の重要ポイントを詳細に解説したのが本書です。この1冊で東大レベルの英語の考え方をマスターしましょう!
世界中に進出し、変化を続ける寿司を研究者が追う!
19世紀ごろに登場したといわれる江戸前寿司は現代まで続く「酢締め」や「煮切り」などの調理法を発明してその創造性をいかんなく発揮し、最もポピュラーな寿司の地位を占めるに至った。他方でそれ以外にも数多の寿司が古来から存在し、今も新しい寿司が世界で生まれ続けている----現在、寿司は多様性と歴史性に満ち溢れたグローバルな料理となっているのだ。そんな寿司グローバル化の最前線のひとつである上海の寿司屋をめぐって丹念な調査を行った著者が発見した、日本国内とは異なる海外の寿司のエコシステムとは? そして寿司とは何か? 波瀾万丈の社会学フィールドワーク冒険譚にして全く新しい寿司学入門!
なぜ日本の若きピアニストたちは世界を熱狂させるのか
2021年のショパンコンクールを経て、日本のピアノ界はかつてない「黄金時代」を迎えている。本書は、牛田智大、藤田真央、角野隼斗(かてぃん)、亀井聖矢といった、今や世界を席巻する30人の若き才能が歩んできた軌跡、幼少期からのたゆまぬ研鑽、理屈を超えて聴衆を魅了するピアニズムを気鋭の筆致で描き出す。著者はまた、超絶技巧を支える「ピアノ脳」の進化や、師弟・親子間に宿る「量子もつれ」のような深い共鳴を紐解き、彼らが人々を熱狂させる理由を解き明かしていく。伝統を重んじながらも、SNSやジャンルを超えた活動により、既存の枠組みを壊しクラシックを新たな体験へと引き上げる変革の最前線を追う。
目次より
Warsaw Tribe ワルシャワの祭典
牛田智大、桑原志織、進藤実優、中川優芽花、山﨑亮汰
Slavic Dances ドレンスキーの弟子、パレチニ・チルドレン
反田恭平、清塚信也、松田華音、上原彩子、鈴木愛美
German Goulash 独墺でじっくり熟成
河村尚子、金子三勇士、アリス゠紗良・オット、小菅優、亀井聖矢、久末航、石井琢磨、髙木竜馬
Dover Swimming ドーバー海峡を渡ってみる〜パリとロンドン
酒井茜、阪田知樹、務川慧悟、萩原麻未、福間洸太郎、広瀬悦子
Atlantic Crossing アメリカンドリーム〜フォートワースの熱狂
北村朋幹、小林愛実、吉見友貴
New York Strut カーネギーホールでピアノを弾く
辻井伸行、藤田真央、角野隼斗 (目次より)
付録 サブスクで聴く!QRリンク付きアルバムガイド
文禄・慶長の役で石田三成を憎んだ大名たちはどう動いたのか
関ケ原合戦は、単なる権力争いではなく、豊臣家臣団を二分した深刻な内紛の終着点であった。その亀裂は、泥沼化した「文禄・慶長の役」ですでに決定的なものとなっていた。外征で過酷な動員を強いられた西国大名の多大な犠牲に対し、恩賞は皆無。不満の矛先は石田三成ら奉行衆へ向かった。三成らの冷徹な報告は、最前線で戦った加藤清正ら武断派の武功を否定するものと映り、両者には修復不能な憎悪が芽生えた。関ケ原合戦は外征から続く豊臣内部の復讐戦という側面を持つ。この外征がいかに大名を離反させ、徳川家康による政権奪取の布石となったか。本書は、そのプロセスを史実に基づき詳細に浮き彫りにする。
目次より
◎二大決戦の間に何が起こったのか!?
序 章 文禄の役は奇襲作戦から始まった
第1章 豊臣軍の怒濤の進撃はどこまで続いたのか
第2章 偽りの和平交渉は果たして成立したのか
第3章 再戦となった慶長の役は何をもたらしたのか
第4章 豊臣家臣団の分裂は何を引き起こしたか
第5章 復讐を果たす「天下分け目の決戦」
読む年表〔1590〜1600〕文禄・慶長の役から関ケ原合戦までの全体がつかめる
戦国期の主な大名 文禄・慶長の役の動向と関ケ原合戦時の兵力
なぜ明智光秀は織田信長を討ったのか?
戦国最大のミステリ「本能寺の変」と明智光秀をめぐる論争は、この20〜30年の最新研究により大きく進展した。怨恨・野望説から、朝廷・幕府関与説、信長の政権構想や四国政策まで、新説が続々と登場し多岐にわたる。しかし、巷の新説には、厳密な史料批判を欠き、根拠の曖昧さ、史料の誤読、論理の飛躍も少なくない。本書では、気鋭の歴史学者が、長年の研究を踏まえ、また実証史学の方法により諸説を徹底検証する。光秀の行動、秀吉の「中国大返し」、信長の真意など、いまだ定説が確立されていない長年の謎にどこまで迫れるか。従来の定説や目新しさだけの新説を詳細に論証し、430年続く論争に新たな局面を提示する。
目次より
序 章 本能寺の変の経過
第一章 光秀の出自をめぐる謎―土岐明智氏末裔説の検証
第二章 光秀の素顔を追って―近江出自説と医者説の検証
第三章 信長は神になろうとしたのか?―自己神格化説の検証
第四章 『愛宕百韻』の謎―光秀が残した「暗号」の検証
第五章 秀吉は本能寺の変を事前に知っていたのか?―黒幕説の検証
第六章 「中国大返し」はどう実現したのか?―御座所システムの検証
第七章 「中国大返し」を支えた情報網―秀吉の伝達ルートの検証
第八章 足利義昭は黒幕だったのか―光秀との関係の検証
第九章 光秀排除の裏に「秀吉の影」あり?―信長の政権構想の検証
第十章 信長の真意とは?―「家康討伐計画」の検証
第十一章 本能寺の変の異説を伝えた史料―『乙夜之書物』の検証
〔コラム〕偶然か、必然か―「本能寺の変」決行日の検証
〔付 録〕本能寺の変をめぐる諸説の検証
毒と薬に違いは無い。
普段食べている塩は生きる上で必要な食材ですが、過去には食べ過ぎによる死亡事故が報告されています。ビタミンが豊富で体にいい果物でも、食べ方によっては有害な作用を及ぼすものもあります。このように、飲食物が毒であるか薬であるかはその結果のみで考えられます。薬学博士で日本薬史学会会長の著者は、薬学の視点から口にした物の効果、さらには過去にも遡り日本での薬の歴史から食に関わる事故について経験談を交えながら紹介します。食の安全から毒に関心のある人までこの一冊に。
トム・クルーズを超えるものは、トム・クルーズしかいない
数々の一流監督を魅了して止まない俳優としての格、命懸けのスタントに宿る身体表現の極致、天才的なセルフプロデュース力、「ミッション:インポッシブル」を世界規模のフランチャイズに育て上げたプロデューサーとしての手腕、そして誰よりも強い映画への愛──世界を惹きつけて止まない唯一無二の映画人、トム・クルーズ。本書は、トム・クルーズの「俳優としての卓越性」「ビジネスマンとしてのプロフェッショナリズム」「人間性」という3つを軸として、29年間映画業界に従事し、片時も目が離せない対象としてその存在を追い続けてきた著者が、40年間トップの座に君臨し続けるトム・クルーズの真髄に迫ります。
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