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新人賞投稿作品

刑法はおもしろい

古川貴文
2013年11月07日 投稿

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刑法は国民皆が知るべき法律。現役大学生が「なんかよく知らないけど難しそう」という誤った認識を払拭します。

カテゴリ

法律

内容紹介

我々の身近にありながら、意識されてこなかった刑法。政府が決めた「ルール」に従わないと罰される…本当にそれで正しいのでしょうか。それの正当性はどこにあるのでしょうか。そもそも、罰される内容を国民がいまいち理解していない現状は正しいのでしょうか。昨今の憲法改正の議論、民法(債権法)改正の議論に比べて、刑法はあまりに注目されてこなかったと思います。なんのために刑法はあるのか、どんな歴史を持っているのか、刑を厳しくすればいいのか、死刑はなぜあるのか、などなど。今まで難解な言葉でしか語られてこなかった話を、法学部生の目線から簡易な言葉で語りたいと思います。

目次案・語りたい項目

はじめに
・なぜこの本を書きたいと思ったか
・今まで簡単に刑法について知ることができる本がなかった
・刑法は「国民が知っている」ことを前提としている
・この本をきっかけに刑法に関心を持って欲しい
第一章
そもそも刑法ってなに?
・刑法の歴史
・罪刑法定主義
・あくまで最終手段
第二章
犯罪はどうやって成立するの?
・構成要件
・違法性
・責任
第三章
故意と過失って?
・責任主義
・同時存在の原則
第四章
死刑の問題点って?
・抑止効果
第五章
共犯ってなに?
・協力しただけで犯罪になるの?
・正犯と共犯
第六章
厳罰化の流れ
・危険運転致死傷罪と自動車運転過失致死傷罪
・刑の引き上げ
附録
刑法典条文

書き出しの第1章

はじめに
・なぜこの本を書きたいと思ったか
みなさん、こんにちは。
現在、早稲田大学法学部3年生の古川貴文です。
なぜこの本を書きたいと思ったか。
それは、刑法を学んでいない人たちが、刑法について知らないことがあまりに多いからです。
たしかに刑法は難しい印象を受けるのかもしれません。条文もカッチリしてるし、なんか怖いし、関わりたくない…と思うのも仕方ないのかもしれません。
しかし、いつあなたが刑法に関わるハメになるかわからないんですよ?
不注意で運転をしていて人をはねてしまった、痴漢冤罪に巻き込まれた、お酒に酔っ払って人を殴ったら打ちどころが悪くて相手を殺してしまった、暴漢に襲われて持っていたバットで殴った…
そんなとき刑法が関わってきます。
・今まで簡単に刑法について知ることができる本がなかった
刑法についての本は、専門家向け、法学部生向けの難解なものがほとんどでした。
憲法は最近の改憲の議論で、分かりやすい本も出ています。しかし刑法についてはいまだに「法曹関係者のもの」「法学部生のもの」という感じがあります。
裁判員制度も始まり、国民も司法に参加することが半ば義務付けられてきています。
そんな時代に、分かりやすい、刑法の足がかり的な本を出したいと思ったのです。
・刑法は「国民が知っている」ことを前提としている
刑法は、国民が知っていることを前提としています。
だから「刑法典にこう書いてあるんだから破ったら刑罰を受けることになる」という理屈が通るのです。
しかし実際はどうでしょうか。人を殺したら必ず殺人罪になるわけではありません。そのようなことはどの程度、国民に知られているのでしょうか。
・この本をきっかけに刑法に関心を持って欲しい
あくまでこの本は、法学部生が簡単に書いたものです。刑法を知ってもらう足がかりにしてもらうための本です。
だから内容も深い議論に突っ込んだものにはなっていません。
この本をきっかけにして、みなさんが刑法に関心を持ってくれることを願います。

応募者紹介

古川貴文さん

早稲田大学法学部3年生。刑法ゼミに所属。大学に入るまで法律には全く興味がなく、まぐれで合格してしまったため、右も左もわからない時期が続く。その後、指導教授や先輩の影響で刑法に興味を持ち勉強を始め、現在に至る。

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