今すぐ「自分はプロフェッショナルである」と宣言しよう!
もう「新人」とは呼ばれなくなった。しかし、まだ「中堅」というほどではない。そんな20代の仕事に変革をもたらすのは「プロになる覚悟」である。「自分はプロフェッショナルである」と自分自身に向かって覚悟を決め、それを周りに宣言する。それだけで、あなたのストレスは激減し、仕事の精度は格段に跳ね上がる。覚悟を鍛え、プロとしての内実が伴うのは後からで構わない。まずは今すぐに宣言しよう。教育者としてこれまで数多の若者を社会に送り出し、その人生に寄り添い続けてきた齋藤孝が僕たちに仕事の極意を伝授する。仕事人生の最初のターニングポイントを自ら設定し、今すぐ一流になるための通過儀礼を完了せよ!
齋藤孝
教育学者。1960年静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部を卒業後、同大学院教育学研究科で教育を学ぶ。25歳の頃に大学院にはスーツで通うという「プロフェッショナル宣言」を行ない、論文執筆が「仕事」であるという意思を周囲に表明。博士課程を経て33歳で明治大学に就職する。2013年4月より現職。『身体感覚を取り戻す』(日本放送出版協会)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で日本語ブームをつくった。他の著書に『雑談力が上がる話し方──30秒でうちとける会話のルール』(ダイヤモンド社)、『語彙力こそが教養である』 (KADOKAWA)など多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導のほかテレビ出演も多数。
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