ちきりん、永江一石、渡辺千賀、かさこ、大西宏、イケダハヤト、牛嶋将太郎……人気ブロガー達はいかにして現在の影響力を築き上げたのか? ゼロから記事を書き始めた時、彼らが考えていたこととは? アクセス数が爆発的に増える直前、何を仕掛けた? さまざまな“謎”を解き明かし、平凡ブロガーと人気ブロガーの違いを明らかにする!!
ビジネス
ブログは誰でも手軽に始められるものであるが、誰もが簡単に成功できるものではない。アクセス数を伸ばし、影響力を高め、人気ブロガーとして君臨できるのはほんの一握り。大半のブロガーは花を咲かせずに散っていく。平凡ブロガーと人気ブロガーの違いは、いったい何なのか? その問いから始まる本書は、ただのブログ指南書ではない。コピーライティングの本質とも言える“際立つ力”に焦点をあて、ビジネスに幅広く応用できる内容となっている。果たして、素人でも人気ブロガーになることは可能なのか?それとも、類まれなる偉大な才能を持つ一部の人間だけしか人気ブロガーになれないのか?その答えを、あなたの目で確かめていただきたい。
プロローグ
第1章:平凡ブロガーと人気ブロガーは何が違うのか?
相違点1 取材の質と量
相違点2 鶏を孔雀にして伝える表現力
相違点3 リアル体験の共有
相違点4 多角的な視点
相違点5 ネタ切れを起こさない仕組み作り
相違点6 共感を呼ぶコンテンツ
相違点7 競合変化に合わせた突出力
第2章 素人が人気ブロガーになるための7STEP
STEP1 ネタ切れを起こさないアイデア創出
STEP2 共感を呼び、話題にしたくなるテーマ設定
STEP3 競合リサーチ・差別化
STEP4 適切なソースからの豊富な取材
STEP5 鶏を孔雀にする表現の工夫
STEP6 一面的な視点を防ぎ、多角的な視点で書く
STEP7 リアル体験蓄積の継続
第3章 人気ブロガー7人にインタビュー
成功例1 ちきりんさんのケース
成功例2 永江一石さんのケース
成功例3 渡辺千賀さんのケース
成功例4 かさこさんのケース
成功例5 大西宏さんのケース
成功例6 イケダハヤトさんのケース
成功例7 牛嶋将太郎さんのケース
エピローグ
プロローグ
ブログ1つで人気者になって人生が変わる。あぁ、なんと夢のある話だろう。初期投資ほぼ不要、文章を綴るだけで全く違った人生にワープできるのだから、その費用対効果は計り知れない。
もちろん、大勢の人たちに読まれ、人気に火がつくほどの記事を書くためには相応の努力が必要だろう。時には取材や調査を要し、地道な作業に嫌気が差すかもしれない。何より、読者をうならせる文章力が必要となるわけで、誰もが簡単にできる芸当ではない。ウケる文章を書くスキルに磨きをかけ、充実したコンテンツを維持するため駆けずり回る人気ブロガーたち。夢はあっても現実は厳しいのが“ブログ成り上がり”の世界だ。
そうは言っても、やはりブログは手軽だ。手軽に始められて、これほど大きな可能性が広がるツールは珍しい。お金もない、コネもない、学歴もない……そんな人でも今すぐスタートできて夢が広がっていく。
それを証明するかのようにブログ1つで人生を変えた人たちはけっこう多く、ちきりん、永江一石、渡辺千賀、かさこ、大西宏、イケダハヤト、牛嶋将太郎…… 私が読んでいるブログに限ってもけっこうな数の人気ブロガーが存在する。
本書では、数多の人気ブロガーにスポットをあて、彼らのブレイク要因を探るとともに、まったくの素人でも人気ブロガーになれる秘訣までお伝えしよう。
第1章:平凡ブロガーと人気ブロガーは何が違うのか?
「ブログ初心者のかたは、ブログのランキングサイトなどに登録されてそこからの流入を期待すると思いますが、ほとんど意味ないはずです。アクセスログを見ると明白ですが、たとえ1位になってもたいした流入はなく、こちらに設置を義務づけられているバナーから向こうに流出させているアクセスのほうがよほど多いのが普通です」
人気ブロガー永江一石氏の言葉である。これを読んだだけでも、人気ブロガーが平凡ブロガーとは全く異なる戦略で動いていることが分かるだろう。
“ツボ”を押さえた戦略で着実に影響力を増していく人気ブロガー。その一方で、なんとなく書き始めて惰性で書きつづける大多数のブロガー達。その差は、記事を書くたびに積み重なっていく。2~3年が経過し、記事の数が1000を超える頃、その差がどれだけ広がっているか。想像に難くないだろう。有名人と無名人の差、高収入と低収入の差、自由と不自由の差……さまざまな差が考えられるが、いずれにしてもその差の開きは極端に大きいに違いない。
実を言えば、私は平凡ブロガーだった。いや、平凡ブロガーにもなりきれない気分屋ブロガーと表わしたほうが適切だろう。なんとなくの勢いでブログを始め、10も記事を書かないうちにネタ切れし、放置。継続できなかったのはテーマのせいだと言わんばかりに、別のアカウントを取り、新たなテーマでブログを書き始めるが、すぐに挫折。「今日は忙しくて時間がないから書けないな」と思う日の連続で、いつの間にかブログの存在すら忘れてしまう。
そうして次々とアカウントを取り、中身が空っぽのブログの数だけが増えていき、気づいたらログイン時のアカウント候補が5~6個並ぶようになり…… 断捨離しなければ!と切迫感に駆られ1つずつ退会手続きを取る。そんな恐ろしく無駄な行為を延々と続けていたのである。
私とブログの付き合いは、山の天気並みに移り変わりが激しかった。
桐嶋俊輔さん
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