使って良いヘアケア用品、使っていけないヘアケア用品、わかっていますか?
その使用方法、どうやって知ったのですか?誰に教えてもらいましたか?
それを続けるとどうなっていくのですか?
暮らし
さっき使ったシャンプー剤はどうやって選びましたか? その効能、目的を理解して購入しましたか?この前行った美容室、どうやって選んで行きましたか?そこでの施術、使用薬剤の説明は納得出来ていますか?一生の間に何十回美容室へ行き何百回シャンプーしてトリートメントしているあなた。それらの本当の意味、わかっていないのですよ。
良くなって当然のヘアケアが間違っているなんて理解できませんよね。 先進国にハゲが多い理由、説明いたします。
1章 シャンプー剤が地肌に浸透するって怖くないですか?
1.シャンプーの目的
2.シャンプー剤が髪に与える影響
3.シャンプーの方法
2章 ノンシリコンシャンプーってどうなの?
1.地肌、毛髪にシリコンは必要か
2.油分と水分の事
3.髪を洗わないという選択
4.男と女の頭皮、毛髪の違い
5.シリコンシャンプーとオイルシャンプーの差異
3章 [頭、くさいよ]って言われた事あります?
1.頭皮のできものができたら
2.白髪は遺伝ですか
3.脱毛、薄毛、円形脱毛症って同じ?
4.染毛剤は身体に悪い?
5.毛髪にコブが出来る連珠毛という病気わかりますか?
4章 いつも行く美容室決めていますか?
1.美容室難民ということ
2.知り合いの店でずっといいですか?
3.予約制の美容室の本当の理由
4.老人病院の内科医とERの外科医の違いですよ
5.かかりつけ医があるという安心感
5章 ドラッグストアに並ぶヘアケア用品の山
1.美容室と大型量販店の商品の仕入れ方法
2.美容ディーラーというもの
3.ヘアケア用品のほとんどは大手3社のものだという事
4.ゆりかごから墓場まで 一直線商品とは
6章 先進国に多い薄毛の謎
1.ベビーシャンプーは抗菌シャンプー
2.バブル期の日本人の髪はゴワゴワフサフサだった
3.ベタベタ髪と薄毛が行き着く先
4.大手ウイッグメーカー2社の工場は同じ住所
5.仕組まれたシリコンシャンプーの最終目的地
自分の毛髪、地肌の事、あなたはどの位理解していますか?
肌にポツリと吹き出物ができたらどこに行って診てもらいますか?皮膚科ですか?
眉毛の中に腫れたおできが出来たら?これも皮膚科ですか。では、まつ毛の根元が腫れて痛んだら皮膚科ですか?眼科ですか?多くの人は眼科を選ぶのではないでしょうか。これは、眼という重要な器官の一部としてまつ毛やまぶたをとらえているからでしょう。ましてや粘膜付近につける事になる薬は限りなく眼に接近しているのですから。これは、眼科に行かなくては。 じゃあ、頭皮に腫れたおできが出来たらどうでしょう。
脳外科に行く人はいないでしょうからこれも皮膚科でしょうか。でも、そのおできは一本の毛髪の根元に発生しているのです。俗に言う毛根、毛穴に発生したおできではないのでしょうか。まつ毛の根元にできたおできは眼科でした。それでも、毛髪の毛根部分は皮膚科の管轄でしょうか?半分以上の人は迷いながらも皮膚科を受診するのでしょう。
でしたら、その毛髪の先、髪の毛が二本に分かれて出来る枝毛や途中から切れる裂毛、断裂毛の症状はどこで診てもらうのですか?
98%の人はこう言うでしょう。「切ればいい。」と。
誰が切って治すのでしょうか? 誰でもいいですよね。
切って捨ててしまえば傷みはなくなるのですから。美容師資格を持った人間が切らなければ治らないなんてことは世の中に一つもありませんから。
けれど、私たちヘアースタイリスト呼ばれる人間はどうにかしてお客様のなやみを解決し、なおかつ希望に添えるようなスタイリングを作り出したいと毎日試行錯誤の連続なのです。希望通りにしてあげたくてもそれが叶わない歯がゆさ。自分自身の技量不足なのかと悩んだ日々。そして私はついに理解出来たのです。
お客様の髪の毛に起きている恐ろしい変化に気が付いたのです。
全ての根っこはこの時代に蔓延しているヘアケア用品から派生していることに。
未開の地に暮らす人々にシャンプーはありません。
代わりに、沼の土や植物の葉に洗浄作用があることを彼等は理解しています。
沼の堆積した泥の中には様々な栄養素が含まれていて、なおかつ泥の吸着性で頭皮や毛髪の汚れを取り除いてくれています。後は川の水で流すだけ。
未開の地に住む人やガンジス川で沐浴をする達人達に薄毛の人はほとんどいないのではないでしょうか?
シャンプー自体の在り方、目的に立ち返って考える事も必要なのではないでしょうか。
日本の高名な作家でいらっしゃる五木寛之氏。
対談番組で言われてました。「月に一度シャンプーするかしないかです。」と。
氏は御年80歳だと言われていました。
髪の毛はフサフサです。シャンプーするからドンドン皮脂が過剰に分泌されるのです。
ニキビ肌の中学生へのアドバイスと同じです。
朝に洗顔、昼に洗顔、部活終わって洗顔、お風呂で洗顔、これを繰り返しながら脂取り紙で日に何度もてかった小鼻を押さえると。
顔面の皮脂の分泌量は半端なく増加し続けます。出しても出しても取り去られるのですからフル生産活動にはいります。活発な皮脂生産に伴ってニキビもガンガン現れます。
全くの逆効果なのですから。
ニキビが出来たら、なるべく洗わない。脂取り紙は使用しない。
2週間我慢してそう続けてみると、ほとんどのニキビは収まります。皮脂の量も格段に少なくなるのです。
これと同じことが言えそうな五木寛之氏の言葉です。
不思議な事に、ヘアカラーをする時、何日もシャンプーしていなくてもセット剤などを付けていなければ自分の皮脂で汚れていようがキチンと染まるのです。
これが、ヘアークリームやワックス、スプレー、ムースが付いている髪の毛でしたらヘアカラーは染まらないのです。
しかし、この場合は私たちが見るとすぐにわかりますから、事前にシャンプーをしてからヘアカラーの施術にはいります。何ら問題はありません。
一番困るのは、お客様が使用しているシャンプーが問題なのです。
パーマがかからない、かかってもすぐにとれてしまう。
ヘアカラーが明るく染まらない。ストレートパーマがかからない。
ボリュームがでずにぺったんこの髪。乾きが悪い。べたつく。地肌が痒い。
これらは全て、シャンプー剤が合っていないことが原因なのです。男性も女性も。
小さい頃からお母さんが買ってきたシャンプー剤で洗ってきた、みんなそうなのです。
お母さんは意図的にそんなシャンプー剤を家族に使わせていたわけではありません。
その時代で一番良くコマーシャルしていた売れ筋の商品を買ってきていただけなのですから。内容なんて誰も考えてなんかいませんでした。
癖っ毛、剛毛が多い日本人特有の髪質に、そのしなやかな指通りを表現する画期的なそんなシャンプー。しなやか、という言葉と一緒に時代の寵児になっていったのです。
幼い頃からずっと使ってきたシャンプーとトリートメントは次第に浸透を深めてきました。気が付くと、ゴワゴワ頭の若者はいなくなっていました。
シリコンがたっぷり入ったシャンプーはベタベタの額を広げ始めています。
若い女の子の頭頂部はぺったんこ。
根元はじっとり、毛先はパサパサ。これはシリコンシャンプー、オイルシャンプーの顕著な特徴です。
このままではいけない。何か間違っている。
シャンプーは地肌を快適に清潔にするためのものであって、決して何かを与えるものではありません。手を洗う石鹸に何を求めるのだろうか。キレイにする。
ただそれだけでいいのでは?
頭皮の奥まで浸透していくシャンプー、コマーシャルで聞いただけで気持ちが悪い。
養毛剤の効果が顕著じゃないのにはちゃんと理由があるじゃないのですか?
頭皮にはランバリエルゾーンという膜があって電気的なもの、薬品的なものなどを大切な脳に近づけ無いように身体がそうしているのだと。
パーマの薬液やヘアカラーの薬剤が浸透したりしたら大変だ!
細かい粒子の養毛剤や水さえも通さない地肌に浸透するシャンプー剤って一体何ですか?
完熟 トマトさん
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