あの偉人にもそんな頃があったのか!
「玄関番、車引き、なんでもするから使ってほしいのです」(野口英世20 歳)、「一発も撃たずに革命をする気かね」(チェ・ゲバラ23歳)――。本書は偉人が「何歳のときに」「何を語ったのか」をまとめたものだ。ちまたに名言 集や偉人伝は多くあるが、どの本も、綺麗な言葉が並んでいるけれど実感を伴って心に入ってこないものばかりではないだろうか。本書は、年齢にスポットを当 て、どういう背景で放たれた言葉なのかを描くことで、なるべく自分の人生と照らし合わせながら読めるよう工夫した。名言は「人生のどういう場面で」「何歳 のときに」言ったのかが重要なのだ。さて、君の歳であの偉人は何を語っただろうか?
人物研究家・著述家。1980年生まれ。人物研究家、著述家として週刊誌、書籍の執筆、テレビ番組の監修、大学での講義などで幅広く活動中。学生時代は運 動が苦手でコンプレックスに満ちていた。その一方で読書が大好きで、伝記を読みながら「いつか俺もこうなりたい」と夢見る日々を送る。その後、尊敬してい た野口英世が実は酒や女遊びが好きだった事実を知った衝撃から、偉人たちの意外な過去や私生活の研究を始める。また、偉人の人生と自分の人生を照らし合わ せて自らを鼓舞していた経験から「年齢と名言」に注目し、本書を執筆するきっかけとなる。「たったひとつの言葉で人生は変わることがある」という信念を 持っている。著作に『不安な心をしずめる名言』(PHP研究所)がある。
「天才」と呼ばれた偉人たちがどんな学生時代を過ごし、どんな成績だったかを調べ上げた1冊。成績別に章分けされているシビアさよ。エジソン、リンカーン、チャップリンは「不可」の章にて。とほほ。学校の試験じゃ偉大な才能は測れないのだ!
社会の決まりごとに無頓着で、他人の意見に無関心……。発達障害として知られるアスペルガー症候群だが、高い集中力で偉業を成し遂げた偉人たちにもその傾向が。個性と病の境界線はどこなんだろう?
2世には2世の悩みがある。偉大すぎる親を持つ子どもが見事にまでにグレていることに驚き。アインシュタイン、ゲーテ、ディケンズなど偉人の子供たちの行く末を紹介。恵まれているからこその堕落。幸せって何だろうなあ。
押尾学は矢田亜希子のような嫁さんをもらって、なにゆえにあんなことになってしまったのか。その答えが本書にはある(ほんとか)。快楽の追求がエスカレートしがちなのは、退屈するからなんですね。すべての病は退屈から。
雑誌「太陽」元編集長による不良社員のススメ。「いやな仕事は、いやいややること」「目の前で忠告するやつは敵だ」「自宅へ部下を呼んだら、チクワを出すな」など明日から実践できるアドバイス満載。仕事でつらいときに読もう。
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