備えなしにネットを使うことは戦場を全裸で散歩するようなもの
「ニュースでサイバー攻撃やハッキング事件の報道を目にしたことがあるでしょう。あまり自分には関係ないと思ってませんか? あんなことが自分や自分の勤務する会社に降りかかってくると思いませんよね。でも、それは間違い。誰でも被害者になる時代なんです」
正しく安全なネットの使い方を社内に啓蒙せよ――「特命」を受けた男女3名の書店員で結成された「総務部安全対策委員会」。リーダーの河合牡蠣と共に、社内で巻き起こるネットトラブルをすみやかに解決せよ! 日常に潜むサイバーテロ、ネット詐欺、SNSストーキング......物語の手法を用いて最新事情が分かる! 読んで楽しい、知って備えるサイバーセキュリティの入門書。
11月6日東京生まれ。経営コンサルタント会社社長、インターネットサービスプロバイダ常務取締役などを歴任後、2009年1月より小説の執筆を始める。2010年に『檻の中の少女』(原書房)で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞しデビュー。現実に起こりうるリアルなコンピュータ犯罪と、ミステリを融合させた〝サイバーミステリ〞ジャンルを新たに開いた。小説のほかに実用書も手がけ、代表作に『もしも遠隔操作で家族が犯罪者に仕立てられたら〜ネットが生み出すあたらしい冤罪の物語』(技術評論社)、『サイバー戦争の犬たち』(祥伝社)、『天才ハッカー安部響子と五分間の相棒』(集英社)などがある。
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