世界一の経済成長を支えるインドの教育産業と受験戦争
人口世界一、GDP世界5位のインドが発展を遂げた鍵は「教育」にある。グローバルな活躍を準備する、早期からのIT教育、ベンチャー精神を養う熾烈な受験戦争----グーグルやマイクロソフトのCEOを輩出し、ベンチャー企業数で世界トップクラスを誇るインド経済の現在を、ベネッセグループのインド現地法人で取締役を務めた著者が「教育」を切り口に分析する異色のインド入門書にして、「今のインドは、高度経済成長期の日本かもしれない」「インドにいることで、日本の良さを改めて強く感じられるようになった」と唱える著者が、日本とインドの交差点からの日本の未来を願う、日本経済復活への提言書
松本陽
松本陽 株式会社スタディオス(英語名:Studious Education Private Limited)代表取締役CEO兼共同創業者
1989年、京都府生まれ。一橋大学社会学部(教育行政学専攻)卒業後、株式会社リクルート入社。オンライン学習サービス「スタディサプリ」の創業期にジョインし、新規事業開発・海外展開に従事。2019年に退職・渡英し、ロンドン大学教育学研究所(University College London - Institute of Education)にて教育工学の修士号を取得後、2020年より株式会社ベネッセホールディングスに入社。インド現地法人を立ち上げ、取締役および Head of Product & Operation を歴任、2024年に退職。現在は、外資系IT企業にて日本の公教育DXの推進と並行し、自身の会社をインドで立ち上げ、インドの高校生向けの進路支援事業のトライアルという二足の草鞋に挑戦中。
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