編集者の仕事を、徹底的に語り尽くす!
講談社ノベルスだけでも180冊以上を担当し、メフィスト賞の創設にも携わった編集者・唐木厚。京極夏彦氏や森博嗣氏のデビューを世に問うた筆者が、いかに本づくりに打ち込んできたのか。編集者の仕事の本質に迫ります。数多くの作家とタッグを組んできた豊富な経験と鍛え上げられた奥深い知見から、編集者に必要な能力をいかに養えば良いのか丁寧にまとめました。それだけではなく、右肩下がりと言われている小説の現状の分析と、未来への熱い展望についても独自の視点で語ります。ミステリについてのQ&Aも掲載、ミステリ好きも必見です。「小説編集者の仕事とはなにか?」筆者と一緒に楽しく考えてみませんか。
唐木厚
唐木厚
1964年長野県生まれ。京都大学文学部卒業。1988年に講談社に入社。1990年より文芸図書第三出版部に異動する。主に講談社ノベルスの編集を担当し、京極夏彦氏や森博嗣氏のデビュー、メフィスト賞の立ち上げなどに携わる。その後、『群像』編集長、講談社文庫出版部長などを経て文芸局長に。その間に、電子書籍事業、投稿サイト事業などにも関わる。2020年に講談社を退社、現在は自由な立場で小説編集、評論などを行っている。2023年から星海社FICTIONSの軍師も務める。
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