アイドル声優の何が悪いのか?
アイドル声優事務所の社長が「アイドル声優の何が悪い?」と言い出すなんて、「ナニゴト!?」と驚かれた方もいることでしょう。いまやアイドル化/タレント化した声優は当たり前の時代となりました。しかし声優の急速なアイドル化/タレント化に声優業界の体制が追いついておらず、大きな問題に直面しています。そこで本書では、小倉唯、石原夏織、伊藤美来、豊田萌絵ら、新世代のアイドル声優をプロデュース/マネジメントしてきた過程を振り返り、「声優業界への提案」であったそのテーマを語り、アイドル声優という観点からこれからの声優業界に必要なことに迫ります。声優志望の方、声優を支えたい方、目指すべき声優像と声優業界の姿を僕と一緒に探りましょう!
1967年、東京都生まれ。野口隆行として株式会社スタイルキューブ代表取締役社長を務め、1980年代からたかみゆきひさの名義でライターを中心とする表現/制作活動も行う。アニメ誌、ホビー誌などのライターとしてキャリアを出発し、フジテレビにて「ひらけ!ポンキッキ」などの企画に携わる。1999年に有限会社スタジオキューブを設立し、サーバやソフトウェア開発、映像制作、声優マネジメントなどの事業を展開。アニメ業界と芸能界を横断する実績を買われ、2007年には株式会社アップフロントスタイル代表取締役に就任。その後、2011年にスタジオキューブから株式会社スタイルキューブに商号変更し、拠点を戻す。声優プロデュースに本格的に参入。小倉唯、石原夏織、豊田萌絵、伊藤美来らアイドル声優のプロデュースに携わる。
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