日本のアニメはどのように世界と戦ってきたのか?
2011年には2669億円だった海外での日本アニメの関連市場規模は、2020年にはなんと4倍の1兆2394億円に達しました。今や日本のカルチャービジネスの中核となったアニメは、いかにしてグローバルな人気を得てきたのでしょうか。世界的ブランドと化したスタジオジブリを支えた宮﨑駿と高畑勲。国内以上に海外で評価される今敏と湯浅政明。国際映画祭へ戦略的に繰り出す細田守。若者の熱狂を人気の基盤とする新海誠。不朽のシリーズコンテンツを築いた富野由悠季と庵野秀明など、本書ではアニメ報道の最前線を駆け続けるジャーナリストが日本のアニメ監督たちの世界進出の軌跡を最新動向まで丹念に辿り、日本のアニメの今こそ知るべき現在地を解き明かします!
ジャーナリスト。メキシコ生まれ、横浜育ち。アニメーションを中心に国内外のエンタメ産業に関する取材・報道・執筆を行う。大手証券会社を経て、2002年にアニメーションの最新情報を届けるウェブサイト「アニメ!アニメ!」を設立。また2009年にはアニメーションビジネス情報サイト「アニメ!アニメ!ビズ」を立ち上げ、編集長を務めた。2016年に独立し、企業のニュースサイトとは別の価値を志向するため、新しくエンタメ・アニメ産業のビジネスニュースサイト「アニメーションビジネス・ジャーナル」を立ち上げ、運営を続けている。著書に『誰がこれからのアニメをつくるのか? 中国資本とネット配信が起こす静かな革命』(星海社新書)。
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